またキットンだけでなく、6人と1匹のメンバーそれぞれも
今後それぞれ大きな問題に直面していくのだろうな、という匂いを
漂わせて終わります。
ので、これからの展開が気になって気になって仕方ありません。
今回は昔出会った人々の事に頻繁に触れるので、昔からフォーチュンを読んでる人にとっては色々と思い出されて良いとおもいます。
そして何より、今回はキットンがスグリと再会するんです!
何ていうか、パ~~ステル達フォーチュンのメンバーに強い親近感を持っているものですから、涙でちゃいましたよ。
笑い、緊張、喜び… ホントこの一冊の中にいろいろと詰まってます。
フォーチュン好きなら、これを見逃す手は無いと言える一冊です。~
今回は戦闘シーンは少なく、ゆったりとした流れになっていて、パーティーメンバーそれぞれの心情や悩み、ちょっとした変化などがメインに置かれている感じです。
特に、キットンがスグリに会いに行くまでの不安や葛藤、また彼を心配するパステル達の気持ちが丁寧に描かれていて良かったと思います。
最近めっきり増えてきた恋愛関係の話題も、しっかり織り込まれていますよ♪
全体の中ではこれから今までに起こった様々な謎の核心へと迫る、前準備のようなところでしょうか。
それぞれのキャラがちょっと引っかかる態度を取っているのがとても気になります。
スグリ以外にも、懐かしい人たちが沢山出てきて、予期せぬ再会やあたたかなストーリーに頬の緩みっぱなしの1冊でした。