ザ・ピーナッツは戦前から続く昭和歌謡が戦後のアメリカン・ポップスとの出会いを経てひとつの頂きを築いた邦楽(今の言葉ではJポップ)の宝、
説明不要ではあろうが「モスラの歌」は東宝映画「モスラ」の挿入歌、レア集として当然に本CDには収録されているのだが、かつてアナログ盤シングルではA面がモスラの歌、B面が「インファントの娘」というカップリングだった、残念ながらB面が未収録である、よってレア集ではあるが決定盤とは呼べない、それほど重要な曲ではないかもしれないが、ファンの多くはこの2曲だけのCDシングルを望むように考える、(映画「モスラ」にはザ・ピーナッツが出演し劇中で歌う、彼女たちの役がインファント島出身なのでインファントの娘、となる)
「モスラの歌」はザ・ピーナッツのベスト・トラックのひとつ、しかし多くの1枚ものベスト盤では収録されていないのはアルバム全体の構成を考慮するとどうしても1曲だけ浮いてしまうからと思う、