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僕は、慢性末期がん―「余命半年」の宣告どおりに死にたくない人におくる本 (文春新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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これだけ明るく、がんに立ち向かう著者に勇気づけられる ★★★★★
著者は、2005年に末期のスキルス胃がんと診断され、余命半年
と告知される。そして、この本の執筆の時点で、それから3年以上
も闘病生活を続けておられる。

本書は、この病名を知らされてからの著者の思いや考え、そして
治療法などを綴ったエッセイである。著者もまえがきで述べて
おられるが、がん治療の科学的なノウハウ本ではない。あくまで、
著者が経験してきた治療法や調べてきた治療法を、ユーモアを
交えながら綴った本である。

文調は、驚くほど明るく軽い。時折、やや不謹慎な表現も出てくるが、
果たして、余命半年と宣告されて、ここまで前向きに明るく辛い治療
に向き合って、自らの置かれた状況を「吹き飛ばす」かのように
文を書くことができるだろうか。

日本人の約3人に1人はがんで亡くなるという。日本中に、多くの
方ががんと闘い、多くのご家族の方ががん患者を看病されている
ことであろう。この本は、特にそういった方たちに、明るい風を
吹き込んでくれるだろう。
出版社を意外に感じました ★★★☆☆
読み進める途中で「出版社はどこなんだろう?」とチェックしたら
文藝春秋とあり、個人的には意外な印象を受けました。

癌が発覚すると、本人を差し置いてというか本人以上に家族や親戚等の周りの方が
大騒ぎになりがちなのですが、この著者のように良い意味でも悪い意味でも自分主
導の自己責任で闘病するというのが一番なんだなと改めて教えられた気がしました。
将来ガンを宣告されたら、必ず読み返したい一冊です。 ★★★★★
医者の決めた余命を聞くと、誰でも落ち込みます。でもそこから、前向きに生きるか否かは、本人次第。前向きに生きることを選択した著者は、ガンと正面から向かい合い、治療法や医者を自らの責任において取捨選択し、そして残された人生を楽しみ満喫することで、自らの寿命を延ばしています。しかも、著者は周りに甘えることなく、家族や社会への責任も果たし、仕事も続けています。第4章の中の悪魔のささやきの最後の「悪魔は常に自分の中にいる」というあたりには、今の健康な自分がダラダラと生きていることを、とても反省させられました。そして自分の周りの人々や先祖に対してまでも感謝の気持ちを持ち続けることと、自分の人生は自分でマネージメントしなければつまらない、ということを学びました。闘病中にもかかわらずユニークで素晴らしい作品を有難うございます。
不謹慎だけど笑えた ★★★★★
ご本人の生き様が書かれていると思います。
どんなことにもめげない性格。
それを笑いに変えてしまう明るさ。
自分がそうなったらそこまで出来るか。
内に閉じこもってしまうのではないか。
どんな状態になろうとも前向きに進んで行こうという、
著者の前向きな気持ちを見習いたいと思います。