新たな名盤の誕生
★★★★★
VANDEN PLASは名盤と名高いTHE GOD THINGから基本的な路線を変えずに、ひたすら高品質な楽曲を提供することに専念してきたように思えます。
それでいて本作までマンネリを感じさせないのは実に見事です。彼らのアルバムはTHE GOD THING以降はどれも非常にクォリティが高く甲乙つけがたい出来なのでどれが最高傑作なのか即答できませんが、言い換えればどれもが最高傑作と言えるでしょう。
本作においても、メロディアスだが決してポップにはならない独特の歌メロ、無駄が無く、曲に不可欠となっているKEYやGUITARのソロパート、捨て曲なんか無くて当然と言わんばかりの完璧主義ぶり、などの彼らの特徴は変わっていません。5、6曲目ほどの長さの大作なら他のバンドならここぞとばかりテクニカルなインストパートをたっぷりと入れるところでしょうが、VANDEN PLASの場合は多数のVOメロディを繋ぎ合わせることにより、ゆるやかな展開の流れを生んでいます。
個人的に特に嬉しかったのはANDYの声が全く衰えていないことです。結構な年齢だと思いますが動画でも確認できるように、ライブでの安定感はトップクラスと言えるでしょう。
祝!国内版発売!そしてヴァンプラ最高作!
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ドイツのプログレメタルバンドVanden Plasの4年振りのアルバムです。
95年デビュー作から一貫して多彩なメロディーラインと適度なへヴィーさで魅了してきたが今作は彼らの最高作といえるでしょう。2nd以来の国内版発売でこれを機に一気に覚醒してほしいものです!1曲目の冒頭、へヴィーな展開(このへヴィーさもヴァンプラの魅力!)に一瞬驚いたが中間部のメロウなソロ(Kb&G)で安心、そして5曲目以降の10分強弱の大作群は聴き応え十分。何かと比較されるドリームシアターよりへヴィーさやテクニカル面では負けるが、わかり易いメロディー、ドラマティックな曲展開、劇的Gソロを求める方ならこのヴァンプラです!
ドラマティックな力作
★★★★☆
ドイツのプログレメタルバンド、ヴァンデン・プラスのアルバム。2010作
デビューは1995年で活動はすでに15年というキャリアのあるバンド。
前作「Christo 0」は「モンテ・クリスト伯」を題材にしたドラマティックな傑作であったが、
続く本作も物語的なストーリーを感じさせる、なかなか濃密な作品に仕上がっている。
適度なヘヴィさを保った重厚なアレンジと、力量のあるヴォーカルで聴かせる楽曲は、
派手さはないものの、ベテランらしい音の説得力に包まれていて、じっくりと味わえる。
ラストの12を超える大曲も含めて、ProgMetalというよりもドラマティックメタルとして見事。
VANDEN PLASの勝負作はお勧めです!
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前作のChrist ΦはVANDEN PLASの最高傑作でしたが今作のThe Seraphic Clockworkはいい意味で方向性が変わりました。今作もコンセプトアルバムですが日本向けの勝負作なのか実にメロディーがしっかりしてます。DREAM THEATERの曲に似てる曲もありますが今作は間違いなくChrist Φを超えたVANDEN PLASの最高傑作と言っていいでしょう!!お勧めです!
ドラマティックな力作!
★★★★☆
ドイツのプログレメタルバンド、ヴァンデン・プラスのアルバム。2010作
デビューは1995年で活動はすでに15年というキャリアのあるバンド。
前作「Christo 0」は「モンテ・クリスト伯」を題材にしたドラマティックな傑作であったが、
続く本作も物語的なストーリーを感じさせる、なかなか濃密な作品に仕上がっている。
適度なヘヴィさを保った重厚なアレンジと、力量のあるヴォーカルで聴かせる楽曲は、
派手さはないものの、ベテランらしい音の説得力に包まれていて、じっくりと味わえる。
ラストの12を超える大曲も含めて、ProgMetalというよりもドラマティックメタルとして見事。