１も２も初回盤を持っていますが、高音質ＣＤはほんとなのか、聞き比べてみようと思い、購入。耳をそばだてて聴いてみました。・・・ほんとに良い音です！各楽器の音質、解像度、定位感、どれをとっても音の違いがわかります。私の再生装置は高価な物では無いのですが、それでも違いが判ります。ただ、この音質とのマッチングは、音楽のジャンル（嫌いな言葉ですが、表現しようが無いので使います）によって良くなる事と音がきつすぎて、聞きにくい（合わない）場合がありますね。デジタルカメラとフィルムカメラの違いのような、解像力は良くなっているのに、穏やかな色にならないような感じです。

アーチストの変貌を見守っていくのもファンの気質でもあるかもしれません。久しぶりにアイボリーTを全曲聴いてみました。ラスト曲（アルバムバージョン）で子供たちとのコーラスを聴き、ああ、しっくりくるな。。。と感じました。私は初期から中期の歌が彼女にはフィットすると思います。そんな曲ぞろいの２枚組みですから内容は評価が高いのですが、それぞれ中古市場でたくさんCDが出回ってますので新たにこの新品を買う人がどれだけいるか？そちらの方が気になります。

今井美樹の言わずと知れたベスト盤で、楽曲・歌唱とも彼女のピークといえるものです。持ってない人であれば、これを買うことをお勧めします。持っていればわざわざ買うこともないと思いますけど（SACDなら別ですが）

それにしても、「ボーナストラック」に言い掛かりをつけ、☆一つをつけるなんて、やり口がヤクザと同じで、業務妨害ではないでしょうか。聴かなければ済むだけの話ですから。

迷った挙句、結局購入しました。
「Ivory」も「Ivory 2」も発売時かなり聴きこんだアルバムなので、リマスタリング＆高品質CDというのは、やはり魅力的。
リマスタリングの結果なのか、高品質CDの結果なのか、音質は良くなってます。
特に、「elfin」や「半袖」など、バックの音が少なく、彼女の声が際立つ楽曲に、その効果が表れているような気がします。
これを機に、ぜひ他のタイトルも、リマスタリング＆高品質で発売してくれるのを願うばかりですね。
この頃の今井美樹は、アルバム一枚一枚のクオリティが本当に高く、ベストだけでは語れないので。
ただ、やはり「PRIDE」を入れたのはやはり邪魔。
せっかく「Ivory 2」が「flow into space」のゆったりとした流れで終わるのに、いきなりおなじみのイントロが流れるので違和感ありです。
そんなんで、星４つにしました。

　売るためだけに、まるで取って付けたかのような『PRIDE』の収録に嫌悪感を覚えます。『PRIDE』を入れるなら、DISC1に回してでも『Miss You』『Ruby』も入れるべき。でないと、フォーライフ時代を総括したことになりません。こんなので「カタログとして、長期に渡ってオススメできる商品」だなんてキャッチコピーは付けないでいただきたいです。あ、楽曲は申し分なく素晴らしいんですよ。