「70's ソウルの名曲 & 隠れた名曲」集!!!
★★★★★
1997年、クエンティン・タランティーノ監督「Jackie Brown」のサウンドトラック盤です。
「何で、こんなの知ってるの?」「どういうセンスをしてるの?」と、
聴きたくなるくらい、素晴らしい楽曲が選曲されています。
タランティーノの音楽センス・選曲センスには、相変わらず。。。脱帽です。(笑)
タランティーノのサウンドトラックは、古くて怪しいロック・ミュージックが多いのですが、
この「Jackie Brown」サウンドトラックは、
「70's ソウル・ミュージック」という点が特長です。
(70's ソウル以外は、tr. 6のJohnny Cashはロック、tr. 10のFoxy Brownがモダン・R&Bくらいですね。)
収録されているアーティスト名/曲は、
Bobby Womack/1, BROTHERS JOHNSON/3, Bill Withers/5, Johnny Cash/6,
BOODSTONE/7, Pam Grier/8, Foxy Brown/10, Randy Crawford/11, THE DETFONICS/12,
THE GRASS ROOTS/13, Minnie Riperton/14, THE VAMPIRE SOUND INC./16, Elliot Easton's TIKI GODS/17 です。
70's ソウルの名曲・隠れた名曲が、たくさん詰まったサウンドトラック盤です。
また、「アップテンポなFunky系」と「しっとり聴かせるMellow系」が、バランスよく収録されているのも、Good!です。
「タランティーノ・ファン」「ジャッキー・ブラウン・ファン」は、もちろんのこと、
「70's ソウル・ファン」にも、オススメできるサウンドトラック盤です。
110番通りを越えて
★★★★★
いつもながらタランティーノの音楽センスには脱帽です。
映画のオープニングシーンにながれる、「110番通りを越えて」で
いきなりメインディッシュが現れるような興奮を覚えます。
この曲にあわせてパム・グリアが闊歩するシーンだけでも映画をみる
価値があります。
その外、70年代のソウル・ヒット曲や、どこでこの曲を
選択してきたかなと、ほんとに感心してしまうグラスルーツの
「真夜中の誓い」など、もうたまらないコンピレーションアルバムです。