もったいないキャラの使い方
★★★★☆
いよいよドラギゴンキラー最終巻です。
ここにきて何人もの新キャラが登場します。
どのキャラもいい味出しているのに、たいして活躍もしないであっさりばたばた死んでゆく仕様にちょっとびっくり。
黒竜や知竜、リリィと同じ火竜のドラゴンキラーも出てくるのですが、
ちっともキャラを掘り下げないもんだからかなりもったいないことになっています。
あきらかにページ不足ではないかと(笑
しかし、シリーズ通してみれば十分に楽しめたと思います。
3が2より面白いのもやっぱりハリウッド
★★★★☆
というわけで、一応の完結となる3巻です。
タイトル通り、どこまでもハリウッドな雰囲気をにじませますねぇ(苦笑
微妙だった2の後はマシになるとか、本当にもう……。
というわけで、エンターテイメントとしてはボチボチですね。
2よりましで1と比べると悩みどころという感じですが、
まあ主人公が相変わらずの小悪党なので、その辺は楽しめるのではないかと。
しかしまあ、やっぱりお子様には勝てないのですなぁ(笑
ドラゴンキラー最終巻!
★★★☆☆
ドラゴンキラーの最終巻、マルクトからアルマ奪還の為に派遣されたドラゴンキラーたちとココ、リリィたちとの決戦です。
しかし、最終巻としては内容の薄いものとなっているので過剰な期待は禁物です。敵キャラもたくさん登場しているのですが、色んな内容を詰め込みすぎて結果としてドタバタしてて、各キャラクターの魅力、戦闘シーン等々が不満足なものとなっています。わざわざ顔と名前つきで登場させる必要の無いキャラがたくさんいます。(味方からして明らかに数合わせの人いますしね・・・)
また、くそったれの人間の集まった街というのは何度も作中に表現されていますが、その中でもアウトローな人間なりの義理人情が少しは見たかったです。(ほんとにただの自己中なだけなら名前つきで登場させる必要ないだろう・・・) ココもただの口の悪い人になってるし、一巻の時より魅力が減ってます。
思い返せばシリーズ通して最強のキャラが一巻に登場しちゃってますし、一番物語として深みがあったのが一巻だったのかなぁ・・。
最後の方のエピソードっぽいところだけは楽しめたのと、次回作に期待ってことで星三つ。