エリック・セラは、これまでのボンド音楽の要素を一切使ってない。何度聴いても耳に残らない。
★☆☆☆☆
1995年初版盤のリマスター盤ですが、内容は同じです。
『グラン・ブルー』のエリック・セラの音楽ですが、これまでのボンド音楽の要素を一切使っていません。
本CDにも、ジェームズボンドのテーマや似たフレーズは一切出てきません。
製作当時、かたくなに拒否していたらしいです。
私は007ファンなのですが、何度聴いても耳に残らないのが不思議です。
その点がある意味、エリック・セラらしいとも言えますが・・・。
(その反動で、次作「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」から音楽を担当したデヴィッド・アーノルドは、まさにボンド音楽全開!です。)
唯一、ティナ・ターナーの主題歌は良いです。
『ベスト・オブ・ボンド』には、ゴールデンアイの予告編音楽が収録されています。
(当然エリック・セラ作曲ではないが、えらいカッコ良いです。)