研修医のうちに・・・
★★★★☆
抗菌薬の本は山ほどありますが、ひたすら読み続けなければいけないものや、現場で辞書代わりになってしまう本が多いのが現状ではないでしょうか?
そんな中で、提示症例を読んでいくとその場にいる様な感じになって、いろいろ考えさせられながら抗菌薬の使い方を教えてくれる本書は貴重な存在だと思います。
訳本である手前、ちょっと日本的でないケースもありますが(-1)、抗菌薬を使う際の基本的な考え方から落とし穴まで、どの症例からも教わることがたくさんあります。
研修医の時に読んでおいて、研修が終わったらもう一回、自分のレベルアップで読むポイントがシフトしていき、また新しいことを学べる・・・価値ある一冊だと思います。
非常に面白い
★★★★★
薬剤が日本では使えないものが一部に見られるが、それ以外は非常にすばらしい。
IEではたまにブドウ球菌が尿路の培養からみられるが、この点にもP217で記述されており、またリファレンスもしっかりしている。
4年目の医師となり読んでみたが、非常に勉強になった。
研修医には少し難しいかも、研修医を卒業したぐらいの医師にお勧めです。
読めばきっと自分の医療行為が正しいのかについて振り返ることができます。
研修医にぴったり
★★★★☆
オーストラリアで出版された医学生、研修医向けの本の日本語訳です 病棟や救急外来で遭遇する比較的コモンな36症例が掲載されています 各症例の簡単な紹介から、Q and A 形式で診断と治療が展開していきます 読みやすく、私(卒後17年目総合医)は一晩で読んでしまいました 研修医の指導用にも十分使えそうです 値段がやや高いように思うので星一つ減らしました