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サウンド・オブ・ミュージック <ファミリー・バージョン> [DVD]

価格: ¥3,480
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   修道女見習いのマリアは、修道院では問題児だった。そこで院長は、マリアをトラップ大佐の家に送り、7人の子供たちの家庭教師とした。トラップ家に受け入れられたマリアは、やがて大佐への恋心に気づく。そのうち、第2次大戦が始まって…。
   『ドレミの歌』をはじめ、耳になじんだ曲の多いホームミュージカルの傑作だ。第2次大戦前夜の実話がもとになっている。監督は、『ウエスト・サイド物語』でミュージカルに新境地を拓いた、ロバート・ワイズ。ロジャース&ハマーシュタインによる舞台でのヒットミュージカルを、風光明媚なオーストリアのザルツカンマーグートでロケを実施、映画ならではの魅力に満ちた作品に仕上げた。特に冒頭での70ミリ大画面を利用した、アルプスからザルツブルクまでの空中撮影シーンが見事である。(アルジオン北村)
歌の日本語について ★★★★☆
皆さん既に書かれているように、新旧吹き替えとそれぞれに対応する字幕、
そして充実した特典映像ともりだくさんで素晴らしいです。

少し気になったのはやはり新吹き替えの歌の訳詞の安易さですが、
これはもともとが英語の歌を自然に吹き替えるのは語学的に無理があるのだと諦めた方が良いでしょう。


ところで今回新たにレビューを書いたのは、新旧それぞれの吹き替えで、
当然ながらどちらもしっかり「オーストリア」と発音していることを改めて確認したからです。
以前「オーストリア」が「オーストラリア」になっていると書かれた方がいらっしゃるようですが、
まさかと思い見直して確認したところ布施氏は毎回確実に「オーストリア」と言っています。
ということで歌の訳詞のクオリティーはともかくとして、
当然正しい日本語で吹き替えられていますので安心してお子さんと鑑賞できるでしょう。
英語だけど違和感はなかった ★★★★★
第二次対戦のオーストリア。本当であれば、ドイツ語でないとおかしいんじゃないかと最初は思ったけど、最後まで見ていると、英語でも表現しきっているような気がしました。
ドイツ語をよく知らないのでそう思ってしまったのかもしれません。

エーデルワイスを歌うところは、本当に祖国と音楽というつながりの深さを感じました。
戦争、政治がどれだけ強い力を発揮しようとしても、文化と音楽は、雑草のように生き延びるのだと思いました。

自分がどちらに根ざすのかの選択基準が持てたような気がしました。
家族で何回でも楽しめる傑作。 ★★★★★
大昔、中学の時の音楽の時間に学校の先生に連れられて皆で見に行きました。たしかエーデルワイスの歌が入っていた教科書を使っていたことを覚えてます。その時はイキがって、悪ぶって、「なんだよ、こんなん観れねえよなー。」なんて言っていたのですが、映画が終わると感動しちゃって、ちょっと悔しい気持になり、、クソ!俺としたことが!と舌打ちをし、、でも、心の中では「いいよなーサウンドオフミュージック!」って、マリアが僕の心の中の草原を手広げて「♪あーおーい空ーwith the sound of mu-sic♪」と笑顔で走りながら歌っているのです。僕の善良な心を目覚めさせてくれたのです。(笑)そして、娘が3歳だったかの頃、吹き替え版を見せましたが、愛情や優しさや、音楽の大切さや、戦争は嫌なこと、僧院ではルール破りのマリアが、皆の愛情に守られていること、それは、マリアが純粋な心を持っているからだとか、子ども達のお父さんが音楽を禁止し軍隊式ルールを子ども達に押し付けるのは寂しいからだとか、お父さんがエーデルワイスを歌って音楽を取り戻したのは昔のお父さんに戻ったからだとか、音楽をマリアは好きだけど伯爵夫人は綺麗だけど継母みたいだから嫌い、とか、いろいろなことを彼女なりに感じ取り、現在に至るまで何回も観ています。マリアや子ども達をはじめ僧院のシスター達も歌を歌いますがそれは、平和と正気の象徴ですね。軍人は歌を忘れ、お父さんも歌を忘れ、そして再び歌いだす。それは狂気から正気に戻ったことを意味するのでしょう。映画中に出てくる歌は付録でカラオケバージョンにすると歌えるので大声で歌いまくってました。しかしまあ、この手の映画で、こんなに好きなシーンだらけの映画も珍しいし、あまりミュージカルを見ない僕でも見れるというのが凄いです。声優陣はミュージカル女優の島田歌穂や歌手の布施明や華原朋美が担当していて、朋ちゃんの"You are seventeen when I sixteen-"と久々に歌声を聞かせてもらいました。きっと彼女もこの映画を通して安らげたんじゃないかなぁなんて、勝手な心配をしてホッとしたりしてました。とってもいい映画ですよー。
美しい映像で堪能。すばらしい映像特典 ★★★★★
映画の内容は今更必要ないと思いますので、ディスクの内容を詳しく説明します。

1枚目のディスクには、本編と特典メニューがあります。
本編は、英語版の他に2種類の日本語吹替で楽しめます。1つは、1985年版で会話は日本語、歌は英語です。もう1つは2006年版で、会話も歌も日本語になっています。
2006年版では、マリアを島田歌穂、大佐を布施明、リーズルを華原朋美が演じて歌っています。
ディスクの最初には、ジュリー・アンドリュースによるイントロダクションが織り込まれています。
特典メニューには、音声解説、シング・アロング、ソング・チャプターが用意されています。
音声解説では、監督による解説と出演者による解説があります。本編の映像と共に楽しめます。
シング・アロング(一緒に歌う)では、本編の字幕をカラオケ風に色が付くようにすることができます。英語と日本語が選べます。
ソング・チャプターでは、本編から歌の部分だけを選んで鑑賞することができます。

2枚目のディスクは映像特典です。
・”みんなのお気に入り”(ジュリー・アンドリュースによる解説)
・ジュリー・アンドリュース&クリストファー・プラマーの思い出(最近の二人の対談映像)
・サウンド・オブ・ミュージックのロケーション(リーズル役のシャーミアン・カーがザルツブルグのロケ地を案内)
・リーズルからグレーテルまで:40周年同窓会(子役だった7人が勢揃いして当時の思い出を語ります)
・ドレミの歌:シング・アロング現象(ハリウッドで行われた40周年記念イベントの映像)
・バイオグラフィー:フォン・トラップ・ファミリーのハーモニーと不協和音(実際のトラップ家のドキュメンタリー。アメリカ時代も詳細に、また本物の子どもたちが登場します)
・修正前と修正後の映像比較(1993年と2005年の映像を比較)
・ミア・ファローのスクリーン・テスト(出演はしていませんが、オーディションの映像)
・スティル・ギャラリー(ストーリーボード、撮影風景、ロビーカード&ポスターの静止画映像)
映像特典もたっぷり2時間以上はあります。最近の子役の人たちが楽しい舞台裏について話してくれて、ちゃんと本編の映像も入れて編集されているので、非常に面白いものでした。
これだけでも、見る価値の高い映像ばかりです。
何度見ても素晴らしい作品 ★★★★★

この作品を見るのはこれで3度目だが、何度見ても楽しめるし、感動できる作品だ。

まずは主演のジュリー・アンドリュースが素晴らしい。元気一杯で、可愛くて、純真で、責任感に溢れていて、そして何よりも歌声に魅せられてしまう。この作品には彼女の魅力が全編に亘って溢れている。

そして音楽が素晴らしい。有名なドレミの歌も、タイトルのサウンド・オブ・ミュージックも、どれを聞いても名曲揃いだ。

更に今回改めて思ったがストーリーが素晴らしい。子供達がマリアに打ち解けていく様子や、頑なであった大佐が子供達の歌声を聞いて心を開くシーンもいいが、何と言っても愛するオーストリアがドイツに併合されたことに対して、大佐が祖国への思いを込めて「エーデルワイス」を歌うシーンは何度見ても心を打たれた。

3時間近くの大作であるが、長いと感じる部分が全くなく、あっという間に時間が過ぎてしまった。