スクリーモバンドの２ｎｄ。１ｓｔは未聴。女性Ｖｏがメインのスクリーモで、珍しいタイプだが、歌声からゴシック的要素も強く感じられるのが面白い。デスヴォイスが絡むゴシックメタルとの差はやはりサウンドの質とスクリームする歌メロの質だろうか。女性Ｖｏだけ歌う箇所はアイアムゴーストの１ｓｔを連想させる箇所もあり、その手のファンならばチェックしてみてもいいだろう。"

メタルバンドって断然男性が多いじゃないですか。でもここは女性がボーカル＆ソングライティングをしている、ちょっとレアなバンドです。
音は正統派メタルで、ドラムの手数も多めで個人的にものスゴく好み♪
楽曲は一曲一曲が完成度が高いと思います。

女性ボーカルが透き通るような声で、正統派メタルの楽曲を歌う。そこへ男性のスクリーモが割り込んでいく。だいたいの曲はこんな構成です。インストゥルメンタルも随所に盛り込まれていて、演奏技術もレベル高し。
スクリーモはポイント使いというよりはもう全般にわたって入っているので、ツインボーカルとみなすのが適当かな。
いわゆるガールズロックとは全く違う路線です。

で、英語が苦手な日本人にとって洋楽はまず「音ありき」なんですが、ここは歌詞もとってもパーソナルな部分を浮き彫りにしていて、聴きながら「そうなの！」と思わず頷いてしまうと思います。どの曲が特に歌詞がいいかは聴いてからのお楽しみ♪

＃９は女性ボーカルのみでとっても癒されます。

総合してとてもお薦めできる１枚だと思います。

個人的にスクリーモ系では一番お気に入りのバンドです！スクリーモでは珍しい男女混合バンド。

男性のスクリームと女性の美声が絶妙に絡み合います。演奏もかなりレベルが高いです。
捨て曲無し、ルックス良し。最高です！

I AM GHOSTが好きでしたので、IAGっぽいと言うレビューに興味を持ち購入してみました。
確かにアルバム全体の雰囲気は似ている感じはします。

しかし曲のテンポとしてはIAGより幾分スローな曲が多く、女性のクリーンパートよりスクリームが多めかなという気がしました。

コレはコレで格好いいと思います。
ただ、今回は先入観でIAGの女性VO.版といった、分かりやすいノリを期待していたので、やや的がズレた感じでした。
もう少し速い曲があったら、なお良かったです。

2枚目にして早くもメインヴォーカル嬢が変わってしまったと言う謎を秘めたバンドです。
しかし2006年の1st When silence is broken the night is tornとボーカルの変化は気がつかないほど似ています。更に1stと2ndは曲がいくつも被っています。名曲のDarling…Young Blood Spills Tonightはアレンジすら変わりがありません。オフィシャルもマイスペースにも謎が封印されているようなので興味深いところがあります。時代的にはスクリーモ系は過ぎた感はありますが嬢ボーカル主導なところがイイカンジですね。