極旨グルーヴ
★★★★☆
ニューオーリンズのジョン・ボーナム!!!ってポップに惹かれて購入した今作は、ファンクの聖地ニューオーリンズの雄、Galacticの名ドラマー/Stanton Mooreによるプロジェクトの4作目。前作に引き続きギターにウィル・バ-ナード、オルガンにロバート・ウォルターを迎えたトリオ編成・・・
ってそんな前置きはイランかも。シンプル、かつソリッドでパワフル。聴けばワカル、ってな具合の低体脂肪率、スリム・マッチョなファンクネスに歓喜!Metersのジガブー・モデリステ直系、奔り続けるドラミングの「跳ね」に一発覚醒。んで、覆い被さるは百戦錬磨の猛者が繰り出すギターにオルガン。そんなのがゼツミョーに絡みつき、身体をグワングヮンと揺らしまくるグルーヴを上程するのでね、もうタマラン。
あーもう最高!聴いた瞬間に即応。変態し続けるドラムを主格に、3者が触発を重ねスウィングする弩ファンクなナンバーは当然の如くキモチ良いし、大上段から振り下ろされるロッキン・リフに嬲られるTr.8"(Who Ate The)Layer Cake"みたくフュージョニックな楽曲があるトコロにも、個人的にはしっかとツボを押される感じ。ドラム、オルガン、ギターのどれを取ってもどこを切っても美味快哉!を叫びたくなるオイシイ作品であります。