知る限り最高の書き味
★★★★★
筆記具マニアでかきやすそうなシャーペンは躊躇もなく買っては試す筆記具好きから言うと、知る限り(これまで試した限り)最高の書き味のシャーペンです。これを使うとかきやすさを売りにした他のシャーペンは冗談でしょと言いたくなる。とにかく他人に勧めたい書き味です。
元が製図用のシャーペンなので、重心が下にあるから安定感が良いのでしょうか。とにかくかきやすい。ものすごく手に馴染む。
「ちょっとシャーペン貸して」と言われて人に貸すと、さらっとかいただけで「うわっ、何これかきやすっΣ(||□||)」と驚かれます。
個人的には0.4が筆記・描画ともに一番好きでオススメですが0.5はシャー芯の流通性からすると一番無難だと思います。
一般筆記用としては意外と疲れる
★★★☆☆
以前レビューをしてくださった方もおっしゃっていたように親指と人差し指で挟む握り部分が長時間使用していると思いのほか滑りやすいです。握り部分に施されたローレット加工の溝が浅いのと握り部分の材質が金属だからかと思われます。滑りやすいためペンを握る力が強くなるのか、長時間使用する際はこれも思いのほか疲れます。
同時期にドクターグリップGスペックも購入しましたが、勉強などで長時間、さほど丁寧である必要がない「文字」を多く書く場合にはドクターグリップGスペックのほうが疲れも明らかに少ないし文字も書きやすいと両者を2か月ほど使用してみて感じました。
私は男性で手が大きい方なのでそれも両者の使用感の差につながっていると思います。
グラフギア500が有利になる場面は製図をしたり、絵を描いたり、丁寧な字を書く必要がある場面ではないかと思います。ペン先が細くなっているので描いている箇所の周囲を見やすいためです。また握り部分が硬いのでペン先を狙った所へ動かす際に、ドクターグリップなどの握り部分が柔らかいものより狙った位置へペン先を走らせやすいです。(そのため丁寧な字を意識して書く際にもグラフギアのほうがやや書きやすいように思います)
そして、道具としての美しさやレトロな味わいはグラフギア500のほうが上だと個人的には感じます。
もし絵画や製図目的でなく、勉強や仕事で文字を多く書くために「疲れにくい」シャープペンシルをお探しの、特に男性や手の大きめな方は、グラフギア500よりも他の太目のシャープペンシルを選ばれた方が無難かと思います。
指が滑るんですが・・・
★★★☆☆
書くこと自体問題ないのですが、親指と一指し指が少し滑る気がしました。
シャーペンのスタートライン
★★★★★
シャーペンという道具のスタートラインである商品だと思います。高剛性で書いている字や線が見やすい精度の高いペン先が命だと教えられますし、金属製でダイレクトな筆記感で汗だくでも滑らないグリップや絶妙な低重心設定で長時間筆記も苦にならないなど完全プロクオリティです。ボディ後半のプラスチックが安物ぽくみえますがリサイクル品だということやコストダウンやら先の重心位置の為にわざと軽くしてあるのだろうなど納得の設定だと思います。スタートラインと書きましたが道具としてのシャーペンのゴールになるかもしれないスペックの商品です。500円程でこの筆記感が手に入るコストパフォーマンスは多分、世界一ではないでしようか。
超コストパフォーマンス
★★★★★
しばしば絵を描くのに使用してます。
同シリーズで750,1000と出ているようですが、使用した事があるのは500だけです。
500円という気軽に買える値段であるにも関わらず、非常に使いやすいです。
このペンに出会うまではグリップにゴム製の滑り止めがついたものを使用してたので、
金属のみのこれは滑りやすいんじゃないかと心配でしたが、杞憂でした。
先の細いペン先も描いている線が見やすくていいです。デザイン的にもかっこいいと思います、
グリップとクリップ以外はプラスチック製て、ちょっと安っぽく見えるかもしれません。
ヘッド部には芯の固さを表示する部分があり、まわす事で表示を変える事が出来ます。勝手に回ってる事もあります。
私のようなアマチュア絵描きには十分すぎる品です。