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あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
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あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)
読み方次第で毒にも薬にもなる ★★★☆☆
 非常に繊細なテーマを扱ったこの本に対しての批評は難しい。
 
 結論から言えば、評価は☆3つ。
 理由は次のとおり。
 まず、この戦争に至る過程に、どのような機関が関与したのかを説明している点。軍の機構、統帥権、2.26事件等に対する説明である。これは加点材料。
 次に、歴史の表舞台に出ていない事柄に対する説明に信頼が置けない点。これは大きな減点材料。特に、海軍国防政策委員会の第一委員会に関する記述(pp.88‐92)は、主張の根拠が旧陸軍省軍務課の匿名の人物の証言しかなく、信用性に乏しいにもかかわらず、「太平洋戦争について本当に責任を問われるべきなのは、本当は海軍だったのである」(p.92)と断定している点が疑問。他にも同様に、信憑性を欠く主張があるがいちいち挙げない。
 最後はこの裏返し。表舞台に出ていない事柄を、検証する必要性に気付かせてくれた点。言い換えれば、この戦争に至った過程は多角的に見ていかねばならないことを結果的にとはいえ、示唆していること。これは加点材料。

 以上のとおり、憶測に過ぎないことを断定的に述べている箇所に留意して読む必要があるものの、基礎知識の説明、検討材料・視点が参考になったので、評価は先のとおりである。
こんなレビューありかなあ ★☆☆☆☆
 最近の保阪氏の粗製乱造ぶりはすごい(半藤氏も同じ?)。新たな発見、見識を述べるのではなく、既に何百回、何千回と書かれてきたことの上澄みを並べ立てるだけ。
 かつて、日本の医療を鋭く告発していた、保阪よ、どこへ行った。って感じです。

 私は15年戦争は侵略戦争とする立場ではありますが、ネット右翼の皆さん、あんまりまじめに取り上げなくてもいいんじゃない?
 買って損した人もいるみたいですが・・・
昔も今も… ★★★★☆
頑張ったんだからしょうがないとか、頑張りが足らんからあかんだとか
こういうことを言われたか言った人もいると思うが、なんか戦中と共通してるような
結果よりも手段で評価されてると言うか
玉砕・・・これって戦略上は利敵行為ではなかろうか?
項羽が秦軍の捕虜を手に負えなくなって数十万人を生き埋めにし人心を失ったと言われてるが
捕虜を虐待しても、丁重にしても敵にとっては不利益になる
そういう利敵行為が「虜囚の辱めをうけず」ということによって美化され推奨される
敵はほくそ笑んでいたのではなかろうか?
結果がすべてとか、成果主義もどうかと思うが、
結果>手段でなくてはならんと思う
がむしゃらに頑張った挙げ句が過労死、核家族、公害、地域崩壊
おまけに過労の状態じゃミスも起きやすいだろうし、そのミスを取り戻すには何倍もの労力がいる
頑張りなんて玉砕と一緒で賛美されるもんでもないと思う
天才空想家 ★☆☆☆☆
この著者は天才空想化なり!

皆さん!小説として読んでね。それ以上でもそれ以下でもない。

「日本に石油がある」なんて。

いまどき、韮澤さんでも言わないよ…。ぷぷぷ。

恥ずかしい
そんなに悪くもない ★★★☆☆
他のレビュー者の評価がひどいので、
気になり、読んでみた。
書評としては、言うほど悪くない。
新書にしては、太平洋戦争をよくまとめており、
切り口も面白く、細かな情報もあり、
総じれば、及第点よりも少し上なのでは。
右に偏り、美談としすぎ、問題を見落とすよりも、
多元的な視点で、客観的に考えるためにも良いと思える。
ただ、気になる点で、
・海軍黒幕説
・石油備蓄量見積もり嘘論
・開戦までの日米交渉の無意味さ。
に関しては、著者の主張はよく分からない。
その他、情報元不明としながらの情報により、
著者の意見に誘導する論理は、真摯でない。
あと、書面の制約で細かな点が描写しきれない難もあるか。
ただ、入門書としては問題なく、
様々な判断をするためにも、良書だと感じた。