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多言語社会がやってきた―世界の言語政策Q&A

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: くろしお出版
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言語政策の入門書 ★★★★☆
この本は言語政策の入門書です。世界の言語政策での素朴な疑問107個が日本編・世界編・理論・一般編の3部構成で、それぞれの疑問が2ページでわかりやすく説明されています。特にコーパス言語学、EUの公用語、World Englishes、イングリッシュ・オンリーとイングリッシュ・プラス、イマージョン教育、危機言語、国語と公用語の違いがわかり易く、有益でした。副読本として最適だと思います。言語学に興味のある方にお勧めです。
言語にかかわる身近な問題を社会的視点から眺める助け ★★★★★
今日、身近に外国人と接する機会も増え、異なる言語を耳にすることも珍しくなくなっています。また、多くの方が新たな言語を習得することに熱を入れて、私たちの社会は急速に「多言語」化しつつあります。この本から、そうしたことがらを社会的・政治的な視点から眺める方法を教えられ、また、それらが実際ドンナ意味を持つものか教えられます。

この本を通し、言語が貨幣のように「経済的な価値」を持つものであり、「武器」のように平和の均衡を促進したり、動植物のように「生態学的」に捉えることのできるものであることを知ることができるようになります。言語とそれをめぐる事柄に対して多義的な見方を持つことができるようになります。

「国語教育」と「日本語教育」の違い、「常用漢字」と「当用漢字」の違い、「TOEIC」と「TOEFL」の違い、「国語」と「公用語」の違い。「ALT」,「ニューカマー」「グローカル化」「言語政策」「地位計画」「コーパス計画」等の意味。辞書を作ることの価値、電子辞書の功罪、などなどが107の質問とその答えのカタチで見開き2ページで分かりやすく説明されています。

言語をめぐって身近に生じていることを高みに登って眺めることのできる本であり、そのような視点を与えられる本です。