まだうまく組み合わされていない。
★★★☆☆
脳は個人から、
マーケティングは他者との関係性から。
うまくかみ合わせるにはまだ時間が必要。
よいヒントが沢山あった。構成も読みやすい。
★★★★☆
どちらの筆者も好きなので、発見した時には、こんな理想的な本があったのかと、ちょっと感動してしまった。
本の構成も良くて、それぞれがそれぞれの章で言いたいことを言い、それから最後が対談。共著って、これくらの距離感が一番読みやすいと思う。
脳科学の視点で書かれた消費やマーケティングというのが刺激的だった。
そして、マーケティング論のほうも、キャリアが長い筆者らしく、歴史をきちんと俯瞰した上でこの先の方向性を書いているので、安心して読むことができる。
マーケターは、この本の中から、新しいアイデア、知らなかったアイデアをいろいろ盗んでみるといいと思った。お勧めします。(220)
脳科学者VSマーケター
★★★★☆
脳科学者がまず持論を展開。次にマーケターが持論を展開。最後に対談形式でお互いの領域をぶつけ合って、何かひらめきを得たいという展開。構成がキレイで読みやすいです。しかし内容自体はそんなにキレイな構造をしているわけではなく、お互いの言っていることがかみ合っているような噛み合ってないような。「ニューロマーケティング」という新分野の今後の発達へ向けた口火を切ったというかんじでしょうか。
マーケティングの現象・仮説を脳科学の知見で分析・解釈。
★★★★☆
脳科学者とマーケティング学者を中心とした研究会での議論をまとめた本。マーケティングにおいて現象あるいは仮説としてとらえられていることを脳科学の知見を取り入れ分析・解釈しようとしており、(逆にマーケティングの知見から脳科学へのフィードバックもあり)新しい視点や興味深いキーワードが多くでてきて刺激的でした。
一方で、個人的にはそれらの視点やキーワード等が「点」として描かれているようで、全体としてなにを描こうとしているのかが漠然としてピンとこなかった。
ただそれは、この(手に取りやすい薄さの)本の果たす役割が、読者をこの領域へ誘う「導入書」として自らを規定しているためかもしれないし、あるいは私が背景となる知識に疎いためかもしれません。
期待はずれ
★☆☆☆☆
まったく薄い内容の本でした。
マーケティングとは名ばかり。
他の同類の書籍を読んでいるような人には、とくに目新しいところはありません。
脳と欲望についての見識が得られると期待して読むと、まったくの空振りに終わります。
結局何が言いたいのか?・・・読後、空虚な気持ちになりました。