時は未来。人類は巨大昆虫型異生物“バグス”との宇宙戦を繰り広げていた。そんな中、ハイスクールを卒業したジョニー(キャスパー・ヴァン・ディーン)は、憧れの女の子にいいところを見せようと地球連邦軍に入隊。苛酷な訓練を受け、やがて戦場へと赴いていくが…。
映画化不可能とまで言われたロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』を『ロボコップ』『氷の微笑』などのポール・ヴァーホーヴェン監督が映画化。ただし原作では人間はモビルスーツに乗ってバグスと戦うのだが、ここではあくまでも旧態依然とした白兵戦をわざと展開させ、戦いそのものの愚鈍さと残酷さを悪趣味なまでに描き上げ、また主人公たちの青春ドラマもどこか軽薄に描くなど、徹底してアイロニーを際立たせているのが特色。フィル・ティペットによるバグスの特撮が素晴らしい。(的田也寸志)
まさに映像革命!
★★★★★
私は劇場で観たのが最初でしたが、とにかく迫力満点の映像に圧倒されましたね。特にクライマックスのエイリアンの大群が凄い!いま観ても特撮が革命的に凄く、とても10年以上前の作品とは思えないですね。正直、最近の特撮映画でも本作より劣っているものはありますよ。巨大昆虫型エイリアン・宇宙戦艦・兵士たちが無惨に殺される残酷描写・兵士たちの熱い友情物語など、どれも完成度が高いです。しかし、コミカルさもあり、基本はSF娯楽作的な作風なので、余計に残酷描写が際どく見えるんですよね。これで観客の幅が狭くなってしまったように感じます。シリーズ化されましたが、完全にレベルダウンしているのが残念。ちなみにマイケル・アイアンサイドが片腕の無い役柄で出演していますが、のちに出演する「マシニスト」でも片腕を失ってしまう役を演じてました。
これは本当面白い
★★★★★
見る前は正直酷そうだと思って見たのですが凄く良かったです、涙あり感動ありでメッセージ性すらあり
しかも面白い
いつもは暇な時にレンタルで見てここにレビュー書いて終わりなのですが久しぶりに買いたくなった作品というか買います。
返事は「サー・イエッサーのみだ!このゴミども!!」
★★★★★
彼女と一緒にいたいから。とか言う、舐めた動機で軍隊に志願したジョニー・リコくん。
そのふざけた動機を一瞬にして打ち砕くある出来事が戦争という無慈悲な行為の本質として思い知らされます。
大好きな作品です。
まずは、流石はバーホーベンと言った所。
風刺が効きすぎて腹がよじれる程笑えるのに、泣ける部分と主人公を応援したくなる部分などのツボがちゃんと抑えられています。
ロボコップの頃から、社会の矛盾を笑いへと昇華させてバカにする手法は全く衰えてなく、「やりすぎだろ。」と笑う事請け合い。
だがしかし、だがしかし。
戦争の悲しさや戦友との絆、戦場での恋の儚さなど、ちゃんとしっかり戦争ものとして描けてるのが凄いところ。
学校の先生から、やがて人生においての教師となるマイケル・アイアンサイドの二面性が怖くもあり、頼もしくもある。上手い手法で魅せてくれます。
尻つぼみな形で物語は終焉してしまいますが、2作目は予算がアレだったから多少眼はつぶって欲しい所ではありますが、3作目も良く出来てるので是非シリーズ通してみて欲しい作品。総司令官が歌って踊って鼓舞してCD発売で総統閣下グッズも発売なんて、どんな頭すればそんな発想でてくんだよ!と思えて、それだけでも観たいですよ。
だが、しかし戦争はいかんですよ・・・。
さあ、皆も地球の平和の為に地球連邦に入り、市民権を得て地球の為に死のう!
YEAH!( ・∀・)人(・∀・ )
期待したのに・・・
★★☆☆☆
原作の小説も若干退屈でしたが、映像化されれば戦闘シーンに大興奮、て期待もあって観ました。
シニカル(コミカル?)な戦争批評とグロい戦闘シーンに耐えるだけ。「えっ??」て感じ。
監督の主観を押し売りされたような違和感を覚えました。
見事な臨場感のCGの出来は立派ですが、ストーリー的にはあんまり好きでないかも。☆2つ。
合わせて一本
★★★★★
難しいことはよくわからんけど、SFでスプラッタで学園ラヴストーリーのそれぞれがすっごくいい具合に合わさっていて、とってもおもしろかったです。
第3クオーター辺りまで救いようのない負けっぷりがすごい。