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Blowin the Blues Away

価格: ¥827
カテゴリ: CD
ブランド: Blue Note Records
Amazon.co.jpで確認
   1959年録音の本作は、ハードバップ史上最高のバンドの初期の記録といえる。ピアニストのシルバー率いるクインテットは、他にブルー・ミッチェル(トランペット)、ジュニア・クック(テナー・サックス)、ジーン・テイラー(ベース)、ルイス・ヘイズ(ドラムス)という編成。このグループはこの時点ですでにシルバーならではの正確でハードなスイングを見事に表現していた。各メンバーのソロはストレートで分かりやすく、感情表現としても音楽的にも常に的を得ていた。またミッチェルの繊細なフレースとクックの熱いプレイによるコントラストも効果的で、バップの複雑さとブルースやゴスペルのストレートな部分を融合させるという、シルバーの音楽感にぴたりとはまっている。このセッションでは落ち着いた雰囲気の「Peace」と楽しくファンキーな「Sister Sadie」という、シルバーのスタンダード2曲も素晴らしいが、バンド全体のインパクトも負けない位強烈だ。このグループは結束が固く、この5年後シルバーがバンドを解散した後も、残りの4人は若きピアニスト、チック・コリアを迎えてブルー・ミッチェル・クインテットとして活動を続けた。(Stuart Broomer, Amazon.com)
ファンキーの典型 ★★★★☆
50年代のハード・バップ、ファンキーの代名詞ともなったホレス・シルバーの代表作。しかしその彼もかつてはクール派のスタン・ゲッツのピアニストでもあったから面白い。当時のパウエル系ピアニストの中でも、新しいパッセージと独特のリズム感、ノリを持った才能あふれる新人であった。シルバーの転機はなんといってもジャズメッセンジャーズへの参加。特にその前史としてのアート・ブレイキー・クインテットにおける伝説のバードランドでのクリフォード・ブラウンを含むライブでの演奏であろう。その熱くたたみかけるようなソウルフルなピアノスタイルは、50年代半ばのイーストコースト・ジャズ・シーンを決定づけたといっても過言ではあるまい。そしてこのアルバムで聴かれる典型的な2管のフロントラインによるハード・バップこそ、ピアニスト、作曲家、バンドリーダーとしての資質をいかんなく発揮した高水準なアルバムとして人々に強烈な印象を植え付けたのである。ここではシスター・セイディをはじめとする彼の一八番を聴くことができる。まさにファンキーの典型ともいえる時代のドキュメンターションである。
うーむ素晴らしい! ★★★★★
としか言い様が無い まず もう録音が当時の常識的ハードバップセッションの中で突出してるんだよね… 特にピアノの音は最近のものと大差ない ヴァン・ゲルダー翁によるリマスターが凄いつっても 原音が良くなきゃ こうはならんでしょ 「シックスピーセズ・オブ・シルバー」聴いた時も思ったんだけどマイクの置き方が独特なんだね。あれを更に推し進めたセッティングで、ピアノの近くに立てて みんなで取り囲む様にして撮っていると思う だからクインテットの曲からピアノトリオに移った時でも 聞こえ方が淋しい感じしないんだと思う。ただ まあー フロント二人のソロの時でも ピアノが かなりオン気味に聞こえる てか これが このバンドの音 ホレス・シルバーの主張なんだね。ピアノに求心力があるんで バンドの一体感 そこから生まれるグルーブが気持ち良いすね〜っ! 巷間 言われる通り 「シスター・セイディ」良い曲 そして名演ですね! ワタシ的には ピアノソロでリズムチェンジして どろどろゴスペルちっくに盛り上げていくところが もう〜 堪らない! カッコイイです(笑)ブルー・ミッチェルが もう〜チョイ吹けてればなあ… 贅沢っすね… てかバランス考えると これがベストなんだね ホレスさん。まあー 名盤の食わず嫌いは 勿体ないから 止めましょうって事で オススメ致します!(とほほの助)
ふむ ★★★☆☆
ホレスシルバー嫌いではなかったのだが,このアルバムは買ってから2度くらいしか聴いてないです。あまり気に入らなかったのかなぁ。
ジャズピアノの典型 ★★★★☆
ジャズピアノといってもそのスタイルはピアニストの数だけあるといったら言い過ぎか。
しかし典型的なジャズピアノスタイルといえばシルヴァーに代表されるのではないか。
彼の特徴はリストストロークと言う手首を駆使した奏法にある。クラシック奏者が指で弾く
ところを、シルヴァーは手首を使うのだ。それによって音色、リズム感が全く変わってしまう。
彼のリストストロークに影響されないジャズピアニストは少ない筈(皆無ではないが)。
クラシックピアノ臭0%、ジャズ度100%。ジャズピアノを奏くのにクラシックメトードは
必ずしも必要ではないことを証明してくれる。「Melanchory mood」が特に良い。
踊りたくなるジャズ ★★★★★
これは、シルバーの最高傑作と断言できる。最近モノラル盤(もちろんLP)を購入してあらためて思った。フロントの二人(ブルー・ミッチェル、ジュニア・クック)は彼らのベスト・プレイだし、シルバーのプレイがものすごくスイングしているからだ。また、ルイ・ヘイズの前ノリのドラミングもこのバンドには、良くマッチしている。曲は、やはり1曲目、5曲目が良く、この2曲を聴く為にこの盤はあるといってもよい素晴らしさ。また4曲目の「PEACE」もブルー・ミッチェルは、リバーサイド盤で再演しているが、名曲だ。ちなみに8曲目は、未発表追加曲で日本盤には入っていません。貴重な写真も付いているし、この価格なら、黙って買いでしょう。