このレベルのプリンタになると、普通の写真なら適当に印刷するだけでも
十分な仕上がりになっています。
今時プリンタ単機能で３万台半ばは高価ですが、印刷品質には感激します。

ただ、紙が折れるとインクがはがれ落ちる（紙に浸透しない）などの欠点もあるため、
例えばうちわなどのバラエティ印刷が多いなら逆に染料機のほうが良いかもしれません。

普通紙印刷も性能は高いです。
ただ、エプソンの顔料プリンタは普通紙相手だとどうも青みの強い印刷がされる
傾向があり（エプソン染料機は使ったことがないので不明）、
ドライバで相当にシアンをマイナスにしないと変な色になります。
その辺を調整した上でなら、普通紙印刷も高性能で発色もよくなります。
（当方はシアン-10、イエロー+10で使用）

放置するとノズル詰まりは多少はありますので、定期的に印刷したほうがいいと思います。
ただ詰まりの程度はPX-Vインクの廉価機種よりはよほどましです。

いつになったらモデルチェンジするのか全く謎な機種です。
それだけ完成度が高いということでしょうか。

カラーについては、ほぼ思い通りの色に仕上がります。
例えばフォトショップでしたらカラープロファイルは、プリンター、ガンマー1.5でされるとほぼ画面と同じ色合いに
なります。
Ａ４サイズの印刷でしたら十分です。また、インクは、純正を使用して下さい。私は
互換品を使用してヘッドを詰まらせました。

これでモノクロの黒い色が　でれば５点なのですが　黒が青っぽくなるので
４点にしました。

一昔前まではインクジェットは写真用途に向かないなどと言われていましたが、技術向上により今では町の写真屋さん並の仕上がりになりました。
保存性も顔料のつよインク200Xにより耐水性もあります！
ここまでキレイならお店にいくのもバカらしくなりました。これだからDPE業界が縮小していくんですね…
今では写真は家でプリントするようになりました。
後は…コストさえどうにかなれば１００点満点ですね。

■USB（もしくはIEEE）ケーブルが付属されていません。買う際は、前機種のを取っておくか、一緒に買い足しましょう。
■最初のインクは早めに無くなると記載されているので、買う時点で大量印刷の予定がある場合は、インクのセットも買っておいたほうがいいと思います。特にグロスオプティマイザは、目に見えて早く消耗されます。
■顔料インクは、ディスカウントショップ等は意外と置いてない店が多いです。amazonで常に購入する訳にはいかない方は、その点は注意した方がいいと思います。

私は前機種PM-950C（2001年発売の、ノズル部品に欠陥のあったアイタタな機種）からの買い替えですが、今回のこの機種は５年も後に出たにも関わらず、サイズ、デザイン、音、振動、機能などの面であまり変化がありません。よく言えば、当時から機能が確立されていた。…悪く言えば、進歩が無い。しかも前機種は（欠陥とは関係無く）早いうちからインク漏れが発生したのですが、今回の機種も見た感じの作りが変わらないので、その辺がちょっと不安。そういった面で★を一つ減らしました。

しかしながら、顔料インクは素晴らしいです！色の落ち着き、乾きが早い！！染料に比べて彩度が落ちる分、インクの数は多くなりますが、質のいいものを印刷したい方は顔料オススメします♪

やはり、ドライバーの改良が素晴らしいです。
そんなに気合を入れて処理したくないときや、莫大な量の記念写真をプリントするとき、そのまま、PX-G９３０に任せても、よくぞ撮影意図をここまで汲み取ってくれたというくらいのできです。前の920もつかっていますが、ちょっと真似ができない芸当ですね。
920もインクのつまりにくい機種にはなっていますが、さらに改良されたのかこちらもつまりなく快適。最初でつまりが確認できなければ今後もそれほどではないので大丈夫だと思います。
A4顔料の決定版といえる機種です。

良い商品でした。

取引がスムーズに完了しまして、とても満足です。まだよろしくお願いします。