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「わからないことは希望なのだ」―新たな文化を切り拓く15人との対話

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: アルク
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希望はどこにでもある ★★★★★
話す内容も立場もバックグランドもさまざまだけれど、
「希望」というキーワードで繋がる人たち。
「弱者」という言葉に暗いものを連想してしまいがちだけれど
ここで語られるのは、ありのままを認めた人たちの強さと明るさ。
「受け入れる」ということは、「楽しめる」ということなんだと気づきました。
読了後はふんわりと明るい光を持つような気持ちにさえなります。
久々に‘しみる’本でした! ★★★★★
『わからないことは希望なのだ』、久々に‘しみる’本でした!
異なる分野の現場からしみだしたことばが、春原氏との対話によってより分かりやすく届けられています。
本全体に穏やかな希望が感じられて、ついつい寝不足になってしまいました。
また、登場された皆さんの著書を読みたい、もっと知りたい、という衝動にかられました。
今の日本社会を考えるうえでおすすめの一冊です。
希望があるって、わかりました。 ★★★★★
この本のタイトルの奇抜さにも、カバーのショッキング黄色にも驚かされるが、
そこを乗り越えれば、この本の「新たな文化」を切り拓く魅力的な15人と、
日本語教育界の自称ナマケモノ?の春原先生の「いきなり本質トーク」へ引き込まれる。

予備知識がなくても、これだけで一冊分ありそうな、ありがたい注もついていて
ありがたい。編集の方のお仕事も光っている。

一見、ここに登場する人たちは、今の社会にあっては、異端に見えるかも知れないが、
まっとう過ぎて、そう見えるだけで、まったく正統というか、「ひと」を中心にして
この平成日本や世界を見ると、こう見えますね、という感じがする。正統的異端。

日本語を外国人に教えながら、彼らを「学習者」としか考えなかったら、決して、
このような世界には至らないであろうが、「ひと」として見たら、当然、見えて
くる世界だという気がする。その「当然」が今の日本では難しいのだろう。

当たり前だが、日本人も韓国人もインド人も同じ「ひと」である。違いの部分では
なく、この共通の部分がコミュニケーションを支える豊饒な海のようにある。
波のようにできる違いは「わからない」ままに、捨てないで保留しておこう。
やがて、その部分が発酵しておいしくなるときもあるだろう。

あわせて、この対談は「社会」を見る高度も持ち合わせている。社会を成り立たせている
制度や法律、歴史も考えさせられる。そこもこの本の魅力だ。
虫の目鳥の目、倍率自由自在の目を感じる。


読者が日本語教師だけでは、もったいない。そう思っての今回の出版であろう。
NPOの人始め、いろんな方、「こんなことわからない」という方にも、ぜひ、
手にとっていただきたい本である。
あなたの「わからない」も、私の「わからない」同様、きっと希望への一歩につながっています。