著者のものごとへのとても自然な、まっすぐな視線が心地よかった。イラストもいい味出していた。ラジブ・ガンジー首相など、「そっくりー。」と手をたたいてしまったほどだ。この後の本でも、著者のやわらかいものの見方は変わらず、自然体で、読者をアフリカ、アジアの各地へいざなってくれる。読者はいつのまにか蔵前さんと一緒に旅を!しているのだ。