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あんどーなつ 6―江戸和菓子職人物語 (ビッグコミックス)

価格: ¥540
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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鹿児島行き ★★★★★
 この巻では、なっちゃんとご隠居が鹿児島に和菓子の材料の勉強に行きます。
鹿児島と言えば食の宝庫ですよね。おいしいものが多いんです。
「篤姫」でもブレイク中です。鹿児島の風景や街の描写が丁寧で、「取材しましたね」と
うれしくなっちゃいます。
わたしもなっちゃんと白熊食べたい!
 読後こんなに爽やかなコミック、久しぶりです。
 
魅力あふれる人格 ★★★★★
 私は今年還暦を迎えた者ですが、人徳は才能と同じく、直接年齢と比例するものではないと思います。世の中には、子供の時から人格や才能のすぐれた者がいるものです。それぞれの道における技術や、失敗を防ぐための工夫や節制は、努力してある程度身に着けることができますが、運動能力や芸術的才能と同様、持って生まれたものがあるようです。
 この漫画の主人公の「なっちゃん」は年寄りも惚れ惚れする、美しい人格の持ち主です。昔の人は「克伐怨欲(コクバツエンヨク。無闇に勝ちたがる・誇る・怨む・貪る)の心」と言って日々猛省すべき徳目としたものですが、なっちゃんにはそんな悪心が全然無いのです。今風に言えば、「アオイクマ」「オイアクマ」とは生まれた時ら無縁の女性なのです。
 なっちゃんは幼くして両親に先立たれ、育ての祖母にも死別し、天涯孤独の娘です。でも、生まれ持った人徳と才能を真摯な研究・努力によって磨きだし、それが周囲の人を引き付けて、慰め、勇気づけ、ファンにしてゆきます。話は和菓子や日本的伝統に関わるもので、それを知る魅力も当然ありますが、私はなっちゃんの人柄に憧れて、読み続けています。