ポルノは初期(Mugenあたりまで)の頃はよく聴いてましたが、その後あまり聴かなくなってしまって…。
今回、久しぶりに(今更ですが)ベストを1枚買ってみようかなと思って、こちらを購入しました。
なんか、あんまり耳に残る曲が無かったですね…。
自分だけかと思ってレビューを見たら皆さん同じように感じてるみたいで。昔のポルノが好きな人には物足りないと思います。自分はギフトくらいでしたね。ハネウマ〜もCMではよく聴いていたけど、全体として聴くとあまり好みではありませんでした。
今の世の中、すぐに消えそうなアーティストが乱立する中、ポルノは力のあるアーティストだと思っていたのでちょっと残念でした。頑張ってほしいと思います。

風を切って始まる冒頭2曲がいいですねえ。まるでエンジンが勢い良くかかったときの手応えのように「ハネウマライダー」のサビが始まる瞬間、素晴らしく胸をわくわくさせる高ぶりがつまっています。走り出した曲想の追い風を受けるように「ギフト」では車体が更に加速し、ツーリングの山道の向こうにきらめく海と島々が飛び込んできたかのような、視界が開けてゆく心地よさが広がってゆきます。素敵な曲想を湛えた2曲なんです。

この心地よさはしかし展開の爽快さだけじゃなく、ポルノグラフィティだから鳴っている何かがあるように思います。即ち他の疾走感を得意とするロックバンドと異質のパワーや効用が見えてきやしないかと。そしてそれは、思うに音の中に溢れた意思の、ピュアでバランスのとれた真っ直ぐさ、誠実さではないかと。ロックにありがちな斜に構えたり飾ってみせたりニヒリズムになるいやらしさが全くないこと、或いは愚直すぎたりただ叩きつけたりするだけのVo.では均整を崩してしまう、つまりぬけるような彼らの実直さが突出しているのではと思うのです。特に他と決定的に違うのは岡野氏の歌声がもたらすロックにおける誠実さです。それがあるから陳腐にならない勇気や希望というものを、他よりもっと実直に伝えてくる人間味があるのです。こんなにもポルノグラフィティには聞き手の意思を前へ前へと向かわせる力があるんだと、そういう実感をこの２曲に感じました。

岡野氏の声質が表わすのは青空だけでなく茜色の透明さも魅力です。「ライン」での柔らかみと切なさ。これもポルノのいい側面なんですね。悲しさを感情的に歌わず、それをうすく滲ませ儚さの曲想を自然と奏でられる点は、長く歌ってきたシンガーゆえの表現力だと思うのです。この曲素晴らしいですね。他にも黄昏るバラード「Winding Road」が爽やかな夕暮れの風を運んできます。更にその流れで「あなたがここにいたら」が聞こえてきますのでここは、胸を突かせるポルノグラフィティのバラードとして聴き所です。

アポロの頃からポルノを聞き始め、早10年。
初期は曲調のノリの良さが好きでポルノファンをやってました。

しかし現在のポルノはノリよりも詞がとても素敵な曲が多くなってきた気がします。（もちろんノリの良い、以前のポルノの曲も多くありますが）
そういった、「じっくり」聴きたい曲が多く含まれているのがこのACEだと思います。

中でも
・Winding Road
・あなたがここにいたら
・そらいろ
はその代表格だと思います。

このベストは以前のノリが好きな方にとっては、あまり・・・、という印象を受けるかもしれませんが、もう一方のJOKERとは違う良さがあると感じました。

売り方がどうとか言っちゃってる人がいますけど、ポルノグラフィティというアーティストの作品のレビューを書きましょうよ、ってゆう。
二枚出して何が悪いんですかね?
そんなお金ないんすか?(笑)

二枚同時、いいじゃないですか☆
ジャケットも2つ楽しめますしね♪
何よりポルノの歴史が一枚じゃおさまりきらない!みたいな感じがしていいじゃないですか!
豪華に行きましょうよ、豪華に☆
お金ない方はレンタルでもしましょ〜ね(o‾-')b

個人的にJOKERは好きです。
でも、2枚に分けたからなのかACEにしわ寄せがきているように感じました。

本当になんとなくでしかないのですが…まとまりがない？
一曲一曲は良い曲なのですが曲の流れに違和感が
ランダム再生で聴いているように感じたのは自分だけでしょうか

収録曲をシングルやアルバムを持っているのであれば
わざわざ買う必要はないと思います。