ロキシー・ミュージックの元メンバーとして知られるブライアン・フェリーが、1994年のオリジナル作品『マムーナ』、1999年のカヴァー集『AS TIME GOES BY ~時の過ぎゆくままに』に続き、待望のニューアルバムを発表。 軽快で爽やかなギターをバックに、愁いを帯びたヴォーカルで高らかに歌うストレートロックナンバー<1>(ファーストカット)、ロキシー・ミュージック時代を思わせるセクシーな歌声の<4>、哀愁ムードたっぷりな<6>と、洗練された音世界を繰り広げる。ゲストには、ジョニー・グリーンウッド(Radiohead のギタリスト)、ポール・トンプソン(元ロキシー・ミュージックのドラマー)、クリス・スペディング(イギリスのベテランギタリスト)のほか、ブライアン・イーノ(元ロキシー・ミュージック)も参加と、豪華布陣が顔をそろえている。(速藤年正)