日常の愛しさ
★★★★★
この巻で仲良し5人組はついに3年生に進級しました
しかしいつものごとく変わらないやり取りはくすりと笑って和めます
今回表紙を飾っているのがメリーと後輩くんなのですが本編でも可愛く微笑ましいやりとりを見せてくれています
新学年の始まりを感じさせる身体測定
学校行事にはかかせない一大イベントの1つ球技大会
塚原家での賑やかなお泊まり会
千鶴と猫の戯れから始まるとある午後の風景
要とおとなりさんの恋愛事情
淡々と繰り返される日常…しかし確実に過ぎてゆく時を寂しく感じずにはいられません
言葉よりも表情や仕草が人物の気持ちを雄弁に語っていてなんだかもどかしく切ない気持ちにさせられます
ようやく8巻ですがこのままずっと繰り返される暖かな日常を見守っていたい気持ちでいっぱいです
でも季節がめぐり変わらない物がないようにこの物語にもいつか終わりがあるんですよね
それでもまだ続くことを祈りつつ次巻の発売を心待ちにしています
メガネ分多めで
★★★★★
穂稀高校教員であり、あきらの保護者である東先生。
そしてレギュラーメンバー内でのツンデレ要員、要。
私が大好きな二人の登場回数が多く、嬉しかったです。
特に要くん。この巻の後半は、要が主軸となったストーリー展開です。
要が日紗子に言った「あの言葉」(169ページ2コマ目)が
本心だったのかということはさておき、
このストーリーでの要くんの気持ち、とても共感できました。
大切な人が、いつまでも一緒にいてくれるだろう、という根拠のない安心感。
そして、周囲にはいつまでたっても八当たってしまったり、反抗してしまう。
さらに、それに対しての罪悪感、いらだち。
いろんな感情が渦を巻いて、さらにいらいらしてしまう…。
要くんは、今回の事件を乗り越え、9巻からはどんな成長を見せてくれるのでしょうか。
君と僕。8巻は、今回もよい読後感を与えてくれ、満足しています。
絵柄が変わった
★★★★☆
前巻から思って居たんですがこの巻から絵柄が随分変わった様な気がします。
絵柄自体は上手くなりましたが私は前の素朴絵柄が好きでした。
今は人物がスマートになった気がします。
内容は今までに比べると少し物足りない感じがしました。
でもいつも堅物な要の恋の話はとても良かったです。
そう言えば千鶴と茉咲の関係は放置ですかね。
茉咲は何気に三回表紙の座を射止めてるんですね(笑)
ヒロインだからかな?
まさか後輩君が表紙になろうとは思いもよりませんでした。
3年生になっても
★★★★★
進級して3年生になっても、やっていることは相変わらず。いつものゆる〜い日常で楽しませてくれます。
8巻では身体測定に球技 大会、要ん家でお泊り会、そして要の恋の行方も…。彼らの日常はホントに楽しそうで、読んでいると私も仲間に入りたくなります☆
新学期
★★★★★
とうとうお馴染みのメンツが高校三年生となりました。
今回も散りばめられたギャグにクスリと笑いましたが、
卒業が近づくにあたってメンバーが思い思いに将来のことを考えている
描写がいくつかあるため、どこかもの寂しい気持ちにもなりました。
どの内容も、皆のどこかしら鋭く、優しい面が垣間見えた気がします。
ゆるゆるな日常の生活がただ続くだけの漫画なのに
毎回楽しめるのは、 こうして登場人物の人間的な部分が
とてもリアルに伝わってくるからなのかなぁ とも思いました。
8巻ではあるキャラの恋愛話も混じってます。青春モノでした。