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Undermind (Bonus Dvd)

価格: ¥2,072
カテゴリ: CD
ブランド: Elektra / Wea
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There has rarely been a more appropriate album title. The arrival of Undermind was eclipsed by the departure of Phish. Twenty-one years after first coming together in 1983, the four members of the enormously popular Vermont jam-band announced their (final, we're assured) split two weeks before the disc's release because lead singer Trey Anastasio worried, "We don't want to become caricatures of ourselves or, worse yet, a nostalgia act." Based on this, the band's goodbye note, he was just being paranoid. Produced by Tchad Blake (Los Lobos, Elvis Costello), the follow-up to 2002's Round Room hardly sounds like the breezy old band that many measured up to the Grateful Dead, instead traversing into the dark classic rock territory of Pink Floyd and Jimi Hendrix in heavy, contemplative tracks like "A Song I Heard the Ocean Sing" and "Scents and Subtle Sounds." Perhaps what really caught Anastasio off guard was the appearance of his own pop instincts. --Aidin Vaziri
行き詰まり ★★☆☆☆
 Phish再結成がなされた今こそ、本作の再評価がなされるべきだろう。"Junta"のところにも書いたが、デビュー当時の完成度があまりに高かったがゆえに、音楽性の部分で行き詰まりをみせることは、この時点で予見可能であったように思われる。

 ライブアルバム以外から、Phish未体験のひとに、どのアルバムから聴かせるか? と自答してみたときに、本盤という答えは筆者からは絶対に出てこない。そういう意味で、本作の評価が高すぎることに危惧を覚えるものである。本作から手に取ることは避けていただきたい、そう切に思う。
Jam Bands ★★★★★
本日御紹介致しますのは、2004年8月15日に解散致しました才能集団のフィッシュでございます。解散の事実は非常に残念でありますが、このアルバムもなかなかのものに仕上がっております。他の彼等のアルバムとの相違点はやはり『多様性』でございます。そこが今回は薄いように感じられます。アルバム全体のトーンもやはり地味な印象であり、やることはすべてやったんだというすがすがしさが全体を包み込んでおります。もともとミュージシャンシップのかなり高い集団ですのでやはり楽曲はアベレージ以上にまとまっております。トレイ氏のギターが美しくかつ終わりを宣言しており、聞く者は涙なくしては聞けないと感じます。5)において、「おれたちはやることはすべてやった、悔いはない」という安堵という温かい空気が伝わって来ます。幾多のチャレンジとツアーに疲れきった彼等。成長と言う名の限界に挑んだもののみに許された高みがここにある。フィッシュの残したスピリッツは不滅だ。本当にお疲れ様     (9点)
解散残念 ★★★★★
ラストアルバムとなった本作はそれを微塵も感じさせない名盤です。心に残る名曲「コネクション」をはじめ力作ぞろい。最高傑作でピリオドとはフィッシュらしいかも。骨太のサウンドもグッドです。もう一度ライブを見たかった。
インプロヴィゼーション、デジタル、シンプルなメロディ・ライン、絶妙な構成 ★★★★★
まず、やはり、濃密なインプロヴィゼーション(即興演奏)やデジタル効果の連続がジャム・バンドの到達点として高く評価されるべきでしょう。音が聴く者にとってときどき重荷になるほどに強靭です。

次に、時には、聴き手とのあいだに一体感を作れず、過剰サーヴィスや自己満足に終わることもある、ジャム/ジャズのインプロヴィゼーション。そのインプロヴィゼーションやデジタル効果が濃密に敷き詰められている割には、メロディ・ラインはシンプルというか素朴というか、どこかで聴いたことのある感じや泥臭ささえ漂うポップ・ミュージックです。それがかえって、ジャム・バンド特有のインプロヴィゼーションが聴き手の鼻につかずにすむことになっているのではないでしょうか。
最後に、トラック11まで飛ばしたあとの、トラック12以降のクール・ダウンが絶妙ですね。ジャム・バンド特有のインプロヴィゼーションが聴き手の胃にもたれずに、お腹いっぱいになれます。

あと、DVDは、レコーディング風景を収めた約26分の作品。英語がわからないと退屈ですが、日本よりもはるかに牧歌的なレコーディング風景、ジャム・バンドの最高峰には似つかわしくないような牧歌的な風景を見ることができます。

ほぼ全曲シングルカットに値する ★★★★★
 前作「ラウンドルーム」や前々作「ファームハウス」がラストアルバムだったとしたら、今回ほどの名残惜しさはなかっただろう。前2作の出来が悪かったという意味ではない。それほど本作の完成度が高いということだ。

 基本的には「ファームハウス」での平易なスタジオポップ路線を深耕したアルバムといえそうだが、楽曲単位の質はこちらのほうが断然上。間奏曲的に挟み込まれる1~2分の曲を除くと、ほとんどの曲がシングルカットに値する普遍性とポップセンスを備えている。

 最近のカウンティング・クロウズを彷彿とさせる軽快な(3)、フィッシュ版の「ロング・ワインディング・ロード」とでも呼びたくなるような(13)、意外なソフトロック趣味を露呈した(14)などを聞くと、まだこんなに持ち札が残されていたのかと、途方に暮れてしまう。

 プロデューサー兼エンジニアのチャド・ブレイクは、90年代にロス・ロボスやスザンヌ・ヴェガのサイバーロック化を促した人物。生ドラムやギターにデジタルな音像を与えた(2)(4)などは、いかにも彼らしい。ただ、バンド自体のめくるめく新展開が強烈すぎるためか、今回ばかりはこの鬼才プロデューサーも影が薄い。

 曲はいずれも3~4分の短いものばかり。しかし、どの曲にも長いインプロヴィゼーションが沸点に達したときの“濃密な瞬間”が無理なく収められている。
 聞き始めて7年になるが、スタジオ盤で1曲残らず納得できたのは今回が初めてだ。個人的には大推薦。私も老若男女・ジャンル志向を問わず、すべての音楽好きに推薦します。