なんでもありの物語です。
★★★☆☆
主人公:宝玉をめぐる貴族栄枯盛衰潭です。
人との確執、姑問題、後継者争い、色恋、食、金、幽霊潭、神様
などなどが、これでもか!!と盛り込まれています。
読むのがしんどい場合は、主人公:宝玉、黛玉の話を中心に読ん
で行くといいかもしれません。
(10年以上前に図書館で借りた時、正直なところ料理を食べるシ
ーンが変に印象に残りました。それほどよく酒宴だなんだと明け
暮れている内容です。)
面白いです。挿絵が楽しめます。
★★★★★
神話時代の女帝が、天のほころびを繕うために三万六千五百一個の岩
を鍛えて、これを用いたが、ひとつだけ用立てられない岩があった。
この岩が、のけ者にされたわが身を嘆いて泣いていたところ、道士と
お坊さんが通りかかった。
この岩は、二人に頼んで、人間の住む下界に連れて行ってもらう。という
書き出しで始まる、中国古典の一つである。
実はネットをみていたら、鳥取環境大学の建築の先生が、ゼミで、アナロ
グの方法で、中国語を学んだことのない学生と一緒に、この「紅楼夢」の
絵本をつかって、中国語の勉強をしている、というブログをみた。
初めから、中国の絵本を読むというのがすごいですね。
早速、私も、読み始めたのだが、絵本とは言え、
シニアの初心者には、手ごわい。
そこで、対訳のために、本書を購入。というわけである。
絵本はきれいだし、この文庫の訳は読みやすいし、ぼつぼつ、読んでいく
[眺めていく]つもりでいる。
高すぎる
★★★☆☆
この本、単行本と書いておきながら、実際には文庫本の大きさである。値段を見て頂ければ解かると思いますが、高すぎる。
そして、誰を対象に書いているのか、簡単なところで、ひらがなを使い、難しいところで、漢字を使っている。
内容は、実に素晴らしいので、よかったら読んで下さい。