やっぱりこの声が好きだ!スーパースター復活。
★★★★☆
最近のバリーのアルバムはSINGS SINATRA(お薦めです)以外は聴いてなかったのですが、今回は全米1位と聞いてびっくり!慌てて買いに行きました。ジャケットの写真が古臭いポートレイト風なのはちょっとがっかりですが、内容はとても良いです。バリーはお馴染みのPOP CLASSICをとても丁寧に愛情を込めて歌っています。声が相変わらず明るく伸びやかで爽やか。この声があれば、あとは楽曲ですが、今回は50年代の名曲集ですから完璧。特に最高なのはVENUS!たくさん好きなシンガーがいますが、やっぱり僕はバリーが一番好きだなーと改めて感じました。
ARISTAの社長CLIVE DAVISはすかさずシリーズ化するでしょうから、次作こそは、ぜひバリー自身に昔のように豪華絢爛なアレンジをして歌いまくって欲しいです。で、来日もして欲しいな。
ビルボード初登場第1位!
★★★★★
2006年1月31日に全米で発売された50年代の名曲集。翌週(2月11日号)にはビルボード200(つまりアルバムチャート)初登場1位を記録しました。アメリカで大ブレイクしているアルバムです。
アリスタレコード社長でそもそもバリー・マニロウを70年代に発掘しアリスタレコードを大きなレーベルへと発展させたクライヴ・デイヴィスが、アリスタを離れていたバリーに、『50年代の名曲を現在に甦らせられるのは君、バリーだけだよ』と言ったとか、ラブコールに応えてバリーが古巣アリスタに戻って発売されたアルバムです。
ファンならずともバリーの優しい歌唱をぜひ聞いて欲しいものです。
29年ぶりに「全米No.1」を獲得した今作は,スタンダードカバー集!
★★★★★
2月18日付のビルボード誌「アルバムチャート(TOP200)」にて,29年ぶりに1位に輝いたバリー・マニロウのアルバムです。
本作は,1950年代にヒットしたスタンダード曲のカバー集になっていて,朗々と艶やかなバリーの美声が楽しめます。
スタンダードのカバーといえば,ここ数年はロッド・スチュワートの独壇場でしたが,ロッドのしわがれ声といい,今回のバリーといい
あらためて「歌手は,声が命」だなと再確認しました。
ちなみに,29年前に1位に輝いたアルバムは,ライブ作品でタイトルは「Barry Manilow / Live」。フリートウッド・マックのメガヒット・アルバム
「Rumours(噂)」に変わり,7月16日付けで(1週間だけですが)1位を獲得しました。
なお,裏面がDVD(リージョン・コード=0)になっているデュアル・ディスクも同時にリリースされています。
やはりオリジナルがほしい
★★★★☆
古巣アリスタに復帰しての最新リリースはなんと50年代の名曲をカバー。ロッド・スチュワートの "Great American Song Book" を成功させた重鎮クライブ・デービスの発案らしいが、一流のアレンジャーであり、歌の上手いバリーのこと、50年代の特徴である三連符の「かわいらしい」名曲達を見事にまとめ上げている。特に "Unchained Melody" や "Love Is A Many Splendored Thing" などは聞き応えがあり、バリーらしいボーカルが冴える。しかし、個人的にはやはりオリジナル・アルバムを出してほしい。以前 RCA, Concord Records と2回アリスタから「家出」しているが、いずれもしばらくして戻っている。バリーほどの実績があっても、なかなか好きなことはやらせてくれないということかな。