最近ツーリングＥＸＰの魅力にとりつかれて一気読みしました。
本編に比べてその後のツーリングシリーズは「番外編！」感は否めませんが、
打ち切りになるよりも続いて欲しい。
かといって、不幸せになる道やあまりに無理やりな設定に
進んでは欲しくない……
長く続いている分、リスクも大きいです。
最後のディーンのモノローグ、
「奪われるのも去るのも許さない
　だからその時はおまえを殺そうか」
と述べていますが、私は「えーーーー！」となりました。
本編でディーンは、アイファンは殺したけど、シャルルは殺せない的なことを言っていたので……

ディーンがしっかりしてくれますように。

シャルルはディーンと恋に落ちたこと＋年齢を重ねたことで
天真爛漫さは影をひそめつつあります。
それはそれで良しとして、
もっと天才的な才能とフットワークで活躍して欲しいです。

しかし、二人が仲が良いのを見れるのは嬉しい！
画家の絵が年齢を重ねるごとに違う趣をみせるように、
漫画家もまた絵柄なり作風なり変化していくものだと思います。
本編の勢いとは違ったツーリングＥＸＰの魅力で楽しませて頂ければ、
「Euro」編は成功だと思います。

なんだろう話がつまらない…絵も、あまり…シリーズが続き過ぎて息切れしたか?なんでアリサをエドにプロポーズさせるかなぁ。妊娠をすすめるにもちょっと年齢差がありすぎでリアリティに欠ける。シャルルの良さがちっとも出てない。

シャルルは元々、頭脳明晰で
弁護士資格も所持していて
10ヶ国語を話せるという設定だったはず。

それが最近はそれらの設定が全く活かされていないのが残念。
今作も、ただただディーンを待つばかり。

シャルルだけでなく、リュシーも
「有能なジャーナリスト」という設定はあまり見かけず
「情報屋」としてどこかから情報を嗅ぎ付けてくる役割ばかり。

それぞれのキャラの持ち味をもっと活かして欲しいと思いました。

それから余談ですが、フランはともかくアリサにまで
妊娠を勧めるような……。
それはちょっと行き過ぎと感じました。

20年振りに「ツーリング熱」が復活しまして、旧シリーズ一気読み×十数回（笑）
私ったら、こんなにこのシリーズ好きだったんだなあ〜と、自分で感心するやら呆れるやら。
そして、新シリーズ！
楽しみにしていたのですが、どうも物足りない。
「説明が多すぎて読みにくい」と感じておられる方がいらっしゃいますが、逆に、私は長いシリーズ弊害？の「お約束」が目に付いて、鬱陶しく感じてしまいました。
あと、絵がすごく粗い！これはなんとかして〜〜〜（TT)
もともと、河惣さんは絵が上手い方ではありませんが（すいません）、それを補う華やかさとパンチがありました。
しかし、それも丁寧に描かれてこそ。
平行して、別のシリーズも連載しておられますよね。
年齢的に、体力も衰えてきているでしょうし、どちらか一方に連載を絞られた方がいいのでは。
すいません。
でも、ストーリーテラーとして、すばらしい才能のある方なので、これからも頑張って描いて行って欲しいと思うので・・・。
引き続き、シリーズ見守って行きます。

とりあえず新刊見つけると買ってしまうのですが
なんかここ最近の河惣作品は説明っぽくてサラッと読めない。
わかっているのに買ってしまうのもアレですがw
初めて読む人にもわかりやすいようにだろうか？
人間の相関関係からバックボーンから、回ごとの設定から
とにかく説明が多い。
がんばって読もうとするけど途中でダレてしまって
結局流し読みで終わった。
久々に本拠地ヨーロッパに舞台を移しての話のようだが
1ってことはまた長くなりそうな予感ですね・・・。