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白い巨塔 DVD7

価格: ¥6,090
カテゴリ: DVD
ブランド: パイオニアLDC
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日本ドラマ史上の不朽の名作 ★★★★★
田宮版『白い巨塔』は日本ドラマ史上の不朽の名作である。役者、脚本、音楽、演出どれをとって見てもこれ以上ない完成度と言っても良いだろう。財前を演じる田宮の迫力のある演技はいうに及ばず、里見を演じる、山本学をはじめどの役者も素晴らしい。はらはらするストーリー展開、そして、緊迫した場面でかかる音楽。役者が演じている事を忘れ、目の前で本当にその事件が起こっているかのように勘違いしてしまいそうになる程の演技。この時代のテレビドラマがここまでのものを作っているのに、ドラマ界は全然、進歩していない、否、最近は退歩しているようにすら感じる。山崎豊子の原作の良さもあるが、それを十分生かし切った脚本も見事である。おそらく視聴者は、このドラマを見始めた時と見終わった時とでは財前という一人の人物に対する感情が変わるであろう。憎き財前が決して憎くはなくなってくる。だがしかし、それは医学界の不正や憎むべき誤診を肯定する事ではない。財前という一人の人間の生きざま、死にざまを通じて「こうとしか生きられない」人間の業(カルマ)のようなものを感じざるを得なくなるのではないか。
最終章の幕開け、、、 ★★★★★
白い巨塔は「教授選挙」「誤診裁判第一審」「第二審」の三部仕立てになっていますが、このDVD第7巻はその第三部の始まりであり、ストーリーは佳境に入っていきます。

田宮版白い巨塔は唐沢版を凌駕していると感じる私ですが、そう感じさせる大きな要因はやはり役者にあるのではと思います。
唐沢版ももちろんいいのですが、田宮版のキャストもかなりの豪華さで、演技はとても自然、まるで本物がやっているかと思わせるほどです。昔の日本映画を見慣れた人なら拍手モノのキャスティングだということはもちろんお分かりのはず。

第三部からの注目人物は、柳原医局員(高橋長英)、山田うめ(北林谷栄)、亀山君子とその夫、そして東佐枝子(島田陽子)と里見の妻・三知代(上村香子)でしょうか。

田宮版白い巨塔の中でも特に里見先生と佐枝子の秘めた恋に魅せられた私個人としては、里見への想いを抑えきれなくなった佐枝子がより積極的になりながらも苦悩する各シーンがかなりのお気に入り。
何しろ、島田陽子がとてつもなく美しい。
私にとって、背の低い里見(山本学)と背の高い佐枝子(島田陽子)の恋は、テレビドラマ史上最も印象的で忘れられないものとなりました。