どうしても自分でイヤッて言うほど食べたくなって、ヨシ！、買うより自分で作るぞ！！って思い立ったときに出会った素敵な本です。

すっごく丁寧に書いてありました。いろんな種類があるのもわかったし。それ以来の柳瀬ファンです。

もっと凄い発見は、柳瀬さんのホームページがあったこと。すっごくかわいい。お人柄なんでしょうかねぇ。

チーズケーキを作るのが好きで、すでに石橋かおりさんのチーズケーキの本を３冊持っているにもかかわらず、また買ってしまいました…。

こちらの本は永岡書店さんのお菓子レシピ本のシリーズのひとつで、このシリーズでは他に行正り香さんの「タルトとパイ」などが有名ですよね。このシリーズは７８０円と安価で、この本もチーズケーキのレシピが３０載っていてこのお値段は結構安い方だと思います。

この本はチーズケーキといってもいろいろな形のお菓子が載っており、ベイクドやレアの他にムース、ロールケーキ、タルト、パウンド、トライフル、アイスクリーム、ピザ（甘いもの）、揚げ菓子、フルーツグラタン、スコーンなど、種類も様々です。
いろいろな形になっている分、１８ｃｍ丸型、２０ｃｍ角型、１２．５ｃｍ丸型、８×５ｃｍオバール型、６．５ｃｍ丸型、６ｃｍセルクル、２０ｃｍ角型セルクル、６．８×４．８ｃｍセルクル・・・etc.と型の種類も様々です。
そこも魅力のひとつなのかもしれませんが、これだけの型を持っている人はほとんどいないと思いますし、揃えるのも大変ですよね。となると、他の型で代用しなくてはなりません。すると必然的に焼き時間も変わってきます。
各自分量と型の容量などを計算し、焼き時間はこまめにオーブンを覗けばよいのでしょうが、「○○型で代用可。焼き時間は○○分」というふうに代用したときのことについて一言書かれていればもっと良かったなと思います。

巻末にはカスタードクリームとスポンジケーキとタルトの作り方が写真付で載っているので、初心者の方には参考になって良いと思います。

お菓子自体はどれも美味しそうですし、実際つくってみたものも好評でした。
チーズケーキ好きの方にはおすすめです。

味と素材の組合せのセンスに定評のある柳瀬久美子さんですがチーズケーキでもそのセンスはキラリ！キャラメルチーズケーキにラム酒を利かせたり、コンデンスミルク入りのマスカルポーネクリームを紅茶風味のスポンジで巻いたロールケーキなど美味しいオリジナルレシピがいっぱいです。NYチーズケーキの定義は蒸焼きにした濃厚なチーズケーキのことだと思っていましたが、この本では普通のベイクドチーズケーキをNYチーズケーキと呼んでいます…同じような濃厚な味わいに焼き上がるからでしょうか…なにはともあれ、このお値段は買い！です。今日はアップルスパイスチーズケーキに挑戦。

チーズケーキの本はたくさんあるけれど、この本はかなり良かったです。なかでもトライフルをチーズ味にしたアイデアやスコーンもチェダーチーズ味だったり、著者の工夫をいかしたお菓子がいっぱいです。
意外と簡単に作れそうなレシピなので
いろんなチーズケーキを楽しめる一冊だと思います。