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Pearl (Exp)

価格: ¥832
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
Amazon.co.jpで確認
   ジャニス・ジョプリンはブルースを自分のものにした。1970年にヘロインの過剰摂取で亡くなったジョプリンは生きてこのアルバムを完成させることができなかったが、彼女の激しい情熱、苦悩とエクスタシーの入り混じった極限の叫びは迫力充分。お陰で本作は、彼女の時代のもっとも忘れがたいレコードになった。インスト曲「Buried Alive in the Blues」ではバンドも活躍するが、リリース後何十年も経っている本作を今なお聴きがいのあるものにしているのはヴォーカルである。傷心の苦しみを歌い上げた「Cry Baby」や、希望に満ちた言葉をつづったクリス・クリストファーソンの「Me & Bobby McGee」を聴けば、なぜ悲劇の人とも呼ばれるジョプリンがポップ界に欠かせない存在なのか理解できるだろう。(Steve Appleford, Amazon.com)
ジャニスの「鎖と鉄の玉」 ★★★★★
ブルース、ソウル、R&Bに根ざした白人ロックシンガーの女王が、ジャニス・ジョプリンだ。ロック全盛期だった激動の60年代後半にデビューし、1970年にオーバードース(薬物過剰摂取)で27歳の生涯を閉じている。魂を揺さぶるディープなグルーブ感覚と喉が潰れる程の激しいシャウトが特徴だった。

遺作となった本作では、まず、バックバンド(フルティルト・ブギ)の演奏が聞き物だ。奥行きと一体感のある端正なサウンドで、ジャニスの歌との確かな相乗効果を生む。(彼等の上手さはインストナンバーとなった”Burried Alive In Blues”を聴いてもらえば判るはず。オルガン、ピアノのダブルキーボードの五人組。)次に、自作曲とR&Bカバーから成る選曲が良い。粒よりの曲が揃っていて駄曲は一曲もない。(Garnett Mimms,Bobby Womack,Howard Tateら黒人ソウルシンガー達の名曲を取り上げている。Dann Penn, Andrew Oldhamの名コンビによる”Woman Left Lonely”は、ジャニスの昔からの愛唱歌でもある。John Hallの”Half Moon”も入っている。)

そんな曲良し、バンド良しに燃えて、ノリに乗った歌声を披露するのが”Pearl”ことジャニス・ジョップリンである。燃え尽きようとするかの如く、パワフルかつソウルフルに全身全霊で迫ってくる。艶やかで暖かい歌声は、荘厳で説得力があり、まるで彼女の生き様を現しているかのようでワイルドだ。

力が余って所々にアラが見えなくもないがそれもまた良しである。歌とドラッグと男?に命をかけたジャニスがここにいる。その姿は限りなく美しい。彼女の早世が"something else"を添加している点は否定できないが、若さと躍動感が眩しい60年代ロックを代表する傑作アルバムと言えよう。誰がこの「鎖と鉄の玉」を避けて通れようか?
・・・ただただ脱帽 ★★★★★
ロックファンにもおなじみの「Move Over」から始まるこのアルバムを
始めて聴いてからもう20年以上たちます。
未だに色あせないどころか、聴くたびにパワーと孤独感・寂寞感を
同時に受け取ります。

「Buried Alive In The Blues」
この曲が、ジャニスの急逝によりVoが入れられなかったということは
かなり後になって知りました。当時は何でインストが?としか。
この曲にジャニスのVoがどんな風に入る予定だったのか。
ただただ残念でなりません。

珠玉の「Cry Baby」やアカペラがゾクゾクする「Mercedes benz」など。
全てが名曲、全てがジャニスの一部です。魂を削って歌っているんですから。

この歌い方、この声が苦手な人は多いです。
でも、突然心に響く時がくるはずです。普通の音楽バカなら。


Janisの最後にして最高の傑作 ★★★★★
このアルバムを夜一人で聞いていると涙がこぼれてくる。
Janisの歌から、笑い声から悲しみと絶望が見えてくる。
Janisのアルバムとしては最後だけにバックの演奏も録音ももっともよい。
どの曲もよいが、あえて「Me and Bobby Maggy」がよい。
こんなにすごかったなんて ★★★★★
二年くらい前に聞いたときはどこがいいのか分からなかった。でも今、多少なりとも人生経験をつんできて、凄さがやっとわかった。ジャニスはすごい。こんなにも魂を震わせて、心から声を搾り出して歌っていたなんて。やっぱ定番ですがCry Baby。何も感じないで聞くのは絶対無理。最後のGet It While You Canにいたるころにはじんわりと涙が出てきます。短くてもぶっとい人生を送ったジャニス。ありがとう。
あなたが残したアルバムをこれからも聞き続けます。
カリスマ散る ★★★★★
その圧倒的でソウルフルな歌声で他を寄せ付けなかった
ジャニス・ジョプリンの最後の作品。彼女の歌い方は
飴と鞭みたいな歌い方だったと思う。ある時はゴンッと
頭を叩かれるような一瞬で爆発を起こすような歌い方
をしたと思うと、次にはオーディオにグングンと引き付け
られるように、伸び、粘着性、持久力のある歌い方を
するんだから聴いてて心揺さぶられるし、陶酔してしまう。

それにしてもカリスマってのは若死にしますよね。
ジム・モリソン, ジミ・ヘンドリックス, ジャニス・ジョプリン と
皆27才で死んで、3Jなんて呼ばれてますが・・・

人が生まれながらに持ってるパワーや運が平等だとすると
カリスマは一瞬で爆発させてしまうのかな・・・。