まさに辞典
★★★★☆
「名前事典」という名前がついていますが、
まさに、辞典といってよいほど、ありとあらゆる名前がのっています。
画数・漢字別などなど、ありとあらゆる分類でのっています。
とりあえず、この本にのってない名前はないに近いと思われます。
男の子の名前だけで447ページ。
名前の本で分厚い本にありがちの
占い系の内容がないのは良いです。
たとえば「地格などの部首が運をよびこむ」どうのとか、
「画数がラッキーを呼び込む」みたいな、占い解説ページはなく、ぎっしりな感じです
すごいです。
一応、注意点としては、
(辞典なので当然ですが)かなり、珍しい名前もたくさん載っており、
実際つけると本人は嫌がるであろうという名前もあります。
ぺらぺらめくると、獅子丸(忍者ハットリくん?)・羽亜土(バード)・伊須太(いすた)・風丸(かぜまる)・宇韻(ウイン=win)・麻留太(まるた)・彼留間(かるま)・・・・
一文字にひとつ無理やり漢字をあてた感じの名前も。亜希羅(あきら)・夏偉希(ないき)・亜斗武(あとむ)・真夏生(まかお)・加奈駝(かなだ)・・・
これだけ珍しい名前まで、載っているのは、さすが「辞典」といったところです。
この名前事典の実力は、珍しい名前までのっていることではなく(笑)、
名前を「たくや」にしたいと決めた時、「たく」が使える漢字がすぐ全部調べられるところとか、
名前に、「巧」の漢字を使いたいとき、その漢字を使用した名前が、漢字別にこれでもかというほどでているところです。
まだ名前がはっきり決まらないとき、いろいろな候補を探るときに非常に役立つように思われます。