未発表曲などはDisc2の１３曲目「デイズオンエンド」のみです。
楽しみ方としてはやはり、
リリース盤とデモバージョンの聴き比べとなるのでしょうか。
「スカウンドレルデイズ」のデモバージョン群は、デモとはいえど、
すでに完成されてることに、素直に驚いた。
aーha自身もプロデュースに深く関わり、プロデューサーも、aーhaの意志を
尊重したことが、よくわかる。

「ハンティング〜」が世に出た時、すでにこれらのデモバージョンを作っていたという話ですから、
aーhaは「テイクオンミー」が売れようが売れまいが、「この路線でやっていくんだ」という
意志があったんだなあと、今更ながらリスペクトしたい。
（これらの話も、このアルバムのライナーノーツにいろいろ書いてあるので、興味ある方はぜひ！）

個人的に気に入っているのは、
全体的に静かなアレンジの「マンハッタンスカイラインextended ver.（既出）」
アナログ的な部分が逆に曲の雰囲気に合う「四月にソフトレイン　demo」
ポールのバンド、Savoyが演奏したバージョンはまるで雰囲気が違っていたので、
デモバージョンはどうなっているのだろうと興味津々だった「オクトーバー　demo」は、
ほぼリリース盤と一緒で、打ち込みシンセだけのシンプルな構成が、かえって味があり良かった。