Youth of America
★★★★★
最強固な存在。
一瞬の揺るぎも見せない。
不安を持ったときにこの曲のイントロがはじまると涙が出てきた。
ここにはまったく揺るぎなく「在る」
グレッグ・セイジの叫びの痛み、ギターソロの歪みの凄絶さ。不動のベース、ドラム。
重く何度も何度も斬り刻まれるような、
何度でも立ち上がって向かってくるような不屈の音。
恐るべき単調さは恐るべき強力な武器となる。
複雑に偏屈したところで心には入ってこない。
迷っている人間は絶対に聴くべき。
オリジナル版を持っているいないに関わらず・・・
★★★★★
オリジナル版を持っている人はもちろんのこと、これからWipersを聴きたいと思っている方は是非購入すべきものだと思います。
オリジナル版に比べ音はクリアだし、ボーナストラックだけでも非常に貴重なものなので、それだけでも購入する価値ありです。
特にIS THIS REAL?収録曲のボーナストラックは感涙ものです。
オリジナル版を持っていて、今更買って失敗するかも?と思っている方がいるなら、買ってから後悔しましょう。
もちろんその心配は杞憂だったと思うはずです。
廃盤になる前に買って家宝に!
★★★★★
このボックスセットは彼らの1st〜3rdアルバム
Is This Real?(1st) Youth of America(2nd) Over The Edge(3rd)に
それぞれ貴重なボーナストラックを追加したもの。
初期の音源は70年代のUKパンク風味が結構感じられたりするが
彼らが一貫して持っているのはもっと違う何か。
あえて言うなら、60年代サイケな強烈なファズっぷり…であろう。
Nirvanaをはじめとした、ポストハードコア〜グランジな方々が
Wipersに影響を受けたというのも納得な
オリジナルで格好良いとしか言えない音である。
自分はWipersを聴いていると何故かJoy Divisionを思いしてしまう。
サウンドだけではなく、孤高の暗黒バンドといった佇まいまで
何となくだが、共通点を感じずにはいられないのである。
凄い!の一言!!
★★★★★
wipersを何て表現したらいいのだろうか?早すぎたバンドとでも申しましょうか?時代が彼らについてこれなかったのか?
80年代前半にこのようなバンドをアメリカのオレゴン州のポートランドやっていたとは、驚きです!!
だから、一部のファンのカルトバンドになっていたのかも。
ニルヴァーナのカート・コペインも、ダイナソーjrのJ・マスキスも彼らを崇拝していたのも頷けます。
(Return of the RatとD-7 をニルヴァーナはカバーしています。)
メルヴィンズも確かYouth of Americaをカバーしています。
後のグランジ勢に多大なる影響を与えてるバンドなのでみなさんも聴いてみてください!
wipersのオフィシャルページもあるので興味がある方は見てみるのも面白いかも?
Wipers Box Set
★★★★★
まず、ワイパーズの音源を探している方には最適な音源だと思う。なぜなら、彼らのほとんどのオリジナルアルバムの音源が手にはいるから。BOX SETの内容は、私的な意見だがやはり「本当の意味での」パンクロックだと思った。本当の意味での・・と意味することは、これをあえて否定するつもりはないが、つまり耳や鼻にピアスをして、金髪のツンツン頭・・ゴツイ指輪やネックレスをしている様な、いわば「外見でのパンク」ではなく、このWipersというバンドは全く違った方向からのアプローチでのパンクロックであると言うことだ。これは、それぞれ見方があると思うが、ニルバーナなどに影響を与えているという所を見てみても、本当の意味のパンクロックであると言うことが解ると思う。是非買ってみて聞いてみて欲しい。とにかくカッコいいの一言。