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家庭モラル・ハラスメント (講談社プラスアルファ新書)

価格: ¥880
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
壮絶な日々が凝縮された一冊 ★★★★★
モラル・ハラスメントを体験された方の本が読みたくて購入しました。
この本は、著者の方が運営されているサイトで知りました。読み始めると、続きが気になって時間を忘れてあっという間に読んでしまいました。
読んでみると、想像を絶する世界が待っていました。家庭内での小さなことで揉め事が起こり、日々旦那の機嫌を窺いながらの生活。
旦那が「モラル・ハラスメント」と分かっても、加害者からすぐには離れられない心理状態なども細かく書かれていました。
365日、食事・外出・旅行のどれをとっても気を抜くことの出来ない生活を19年間もしていた著者様には頭が下がる思いでした。
付録に加害者の特徴も載せられていて、参考になりました。
モラル・ハラスメントを知らない人、興味を持った人、経験された人に読んでもらいたいお勧めの一冊です。
離婚して良かった この親子に幸あれ! ★★★★★
ハッピーエンドが予めわかっていますから文体の軽妙さにつられ何カ所かで笑いました。焼き芋の場面では「そう!元気を出して走るんだ!」と応援しました。「本当にそんなことあるの」「信じられない」「被害者にも問題があるんじゃないの」二次被害加害者は、家庭内暴力・家庭内ハラスメントに縁がなく且つ迂闊な人です。被害の有無・程度・有責割合に疑問を感じるなら、静かに側を離れることをお願いしたい。苦痛を訴えている人の苦痛が増すようなことをして一体誰が得をすると言うのでしょう。19年間、筆者が正気を保つことが出来たのは奇跡だと思います。実母からの精神的支援を得られない中、友人・知人・同僚の理知的で暖かな人間関係が有り難い。子供達の存在も大きい。離婚に際し子供達が難色を見せました。しかし、少なくともこの事例においては、離婚なしではいずれ家族全員共倒れになっていたことでしょう。離婚が成立して本当によかった。著者の元夫は、何をしたら愛されるか、何をしたら愛されないか、判断能力があります。どこかで幸せに暮らしていて欲しいと願います。
本書内加害者を超えるタチの悪い加害者、女性から男性へのハラスメント、ハラスメント被害者を装うタチの悪いハラスメント加害者、ハラスメント被害者を装い(あるいは被害者だと思い込み)周囲を巻き込み、結果的に真のハラスメント被害者の足をひっぱる人の存在、直面する問題のタイプが違っていても、本書から得られる"もの"があると思います。テーマ・量・質・文体・価格のバランスがよく★5
読後に残る唯一の疑問は、一体どのようにして子供を授かったのかということ。19年待たずとも寝室など極めてプライベートな空間でハラスメントだと気づくチャンスはなかったのか。一例でも詳らかになることでモラハラの深刻さ難しさがより多くの人々に理解され、生還できる人が一人でも多くなるような気がしますが、こればかりは難しそうですね。
家庭モラル・ハラスメント ★★★☆☆
夫婦間に生じるモラルハラスメントについて、自らの実体験をもとに詳述している。
本の構成としては前半はその被害の実態について、後半はその被害からの立ち直り(離婚調停)について主に述べられている。
自分が受けた被害などが生々しく記述されており、読んでいるだけで背筋が凍りつく思いがした。著者が19年という気が遠くなるような期間ずっと我慢していたという事実にはもう脱帽する他ない。
後半の離婚調停の場面では所々にウィットのきいた記述があり、笑えた。この本は「モラルハラスメント」という概念が普及する一助となることは間違いないと思う。
ただ、唯一気になったのは、この本の中では終始一貫して著者の主観が一方的に展開されていていることである。夫側の主張が一切見えず、この著者には本当に被害者なのか?著者側には何の非もなかったのか?ということに関する検証が一切なく、批判の対象は常に夫側に向けられ、自分に向かうことはない。文章には男性蔑視的な記述も頻繁に登場する。夫側の主張も是非聞いてみたいものだと強く思った。
体験した者にしか分からない。 ★★★★☆
「モラル・ハラスメント被害者同盟」を立ち上げ、「モラルハラスメント」という概念を日本中に広めた大きな功績の著者の本、さすがだと思いました。軽快なタッチの文章、区切りのよい解説に引き込まれ、重いテーマにもかかわらず大変読みやすい本でした。
モラハラは体験した者にしか分かりづらく、「夫婦ケンカは両成敗」と二次被害に遭うこともしょっちゅうです。多くの被害者は「そうそう」と頷きながら読み進めるでしょう。
巻末の「付録−モラハラ加害者の特徴」の説明も大変分かりやすく、他人に説明する際に役に立つと思われます。
惜しむらくは後半部分、離婚裁判について「名誉と財産保持のため」と、その目的を限定視されているくだりです。これも千差万別のケースがあるので、いかがなものかと。(中には好きでやってる人もいるでしょうが…)そのため「星4つ」とさせていただきました。
一人でも多くの人に読んで欲しい ★★★★★
読んでいてゾッとしました。一般的な加害者・被害者の姿だと思いました。
そんな人が本当に存在するの?と普通の人は思うかもしれません。存在するのです。
なんで、そこから逃げないの?なんでそんなふうに思っちゃうの???と普通なら
思うかもしれません。
でも。モラルハラスメントの被害者は既に相手の洗脳と恐怖心から、動けないのです。
これらの点を一人でも多くの人に是非分かってほしいです。
「Q&Aモラルハラスメント」の本とあわせ、もっともっと早く出会いたかったです。
でも、出会うことができたおかげで、私は相手と別れて自分の人生を取り戻すことができて、今は幸せです。
一人でも多くの人に読んでもらい、「モラルハラスメント」で苦しんでいる人が一人でも少なくなるよう願っています。