いつもながら、見出しにはとても魅かれる
★★★☆☆
宝島シリーズのプロレス本はプロレス専門誌では書かないようなことが書いてあるので、最初は興味深く目を通す。でも、ただそれだけ。
購買意欲をそそる見出しのインパクトや読み込むまでの期待感の高まりや、読後感の悪さは毎回残るのになぜか新刊が出れば買ってしまうなどといったことから星3つとした。しかし、二度三度と読み返す気分にもなれず、、、。
今のプロレスの批判や過去のプロレスの暴露などで構成されているが「結局何が言いたいのか?」わからない。「プロレスをどうしたいのか?」わからない。「みんな夢見ているけど、実はあれはね・・・」などと「君たちは知らないだろうけど僕は知ってるんだよ」というような感じばかり受ける。アラ探しばかりして喜んでいるだけのように見える。
いろんなテーマで記事が書かれているけど、インタビュー以外は書き手の主観であることが読めばすぐわかる。この本を読んでプロレスの知識が深まったと誤解し、その誤った知識を純なプロレスファンにひけらかすような人間がいないことを祈る。
読めば読むほど…
★★★★☆
いまや、不定期であるものの、
定期的に購入するようになってしまった別冊宝島のプロレス暴露シリーズ。
ノア、ハッスル、新日本、昭和全日本の裏側を主に掲載。
某掲示板で既に語られてることもあるが、やはり、活字にしてみると、
改めてプロレスの暗い先行きというのを感じた次第。
個人的には、「覆面座談会」は傾聴に値する内容だったと思います。
ノアが好きな方には、現状をかなり書いているので、嫌悪感を抱くかも。
昭和全日、つまり馬場全日の鎖国体制がなくなって、馬場自身も亡くなってから、
色々な情報が出てくるようになりましたが、
何に関しても、やはり裏側はあるんですね。。
知っていたこともかなりありましたが、これも、昔から見てる人間としては複雑です。
読後感は、あんまりよろしくないですが、
恒例の原田先生のマンガは、やはりはずせない。
今回はプロレスネタではなく、ゴマシオネタ。
画風と相まって、妙にはまるのは神業。
これだけでも読む価値有り…?
哀愁のゴマシオ氏に贈りもの
★★★☆☆
「プロレス下流地帯」、同「地獄変」「暗夜行路」に続く、別冊宝島からのプロレスを斜め下?
からみるムックです。現在進行形の問題提起としては、ノアの危ない状況と新日本プロレス&
武藤率いる全日本プロレスとの関係、坂田亘の借金問題、初めからヤバかったハッスル。昭和
プロレスファンには、馬場全日時代のファイトマネー、ジョージ高野が語るプロレス人生、そして
目玉として当事者が語る新間&猪木脅迫監禁事件の顛末等、読み応え&字数たっぷりです。
原田センセの漫画は、ゴマシオこと永島氏の(最新の)転落である内外タイムス社倒産の経緯を
ページ数たっぷりに描いています。が、純粋プロレスネタとは言えないので、その分星マイナス
です。
酒場でクダを巻くゴマシオ氏の前にズンズンズンとあらわれた3人の男たちは一体...?www