昭和ザクの勇姿
★★★★☆
昭和ザクとしてかなり高水準の立体物です。
個人的には
●頭がもう少し幅広だとなお良い
●モノアイが動かし易いとなお良い
●スパイクアーマーが一回り小さいとなお良い
●足がもう少しだけ細いとなお良い
など気になる所は有りますが、
すでに皆の中で育ってしまった個人的なザク像を
ここまで高次元で纏め上げたのは立派の一言でしょう。
00HGを経験した今では
もう少し可動して欲しいような
構造的に古い所がちらほらありますが
「機動戦士ガンダム」好きでしたら
今からでも買って欲しい商品です。
ザクとは関係無いですが
この昭和の雰囲気のHGグフ ver.2が出てくれれば
とても嬉しいんですが
この不景気では難しいでしょうか。
量産型の原点
★★★☆☆
F2ザクの発売を機にファーストザクを購入して参りましたが、さすがに並べると違和感が頭(頭部を大きく見せるためにか胸部が小さく感じます)でかい。ミサイルボットが上手く脚部に固定できず装置を断念このHGUCシリーズもMGのようにver.2.0いや1.5いやいやプチ改修でもいいから改良して頂ければ現行キットよりはるかに見映えの良いキットになると思います。 例 ザク改修版モノアイのクリアパーツ化 造形にこだわった拳や平手パーツの追加など… 検討してくれないかな
ザク、それはガンプラの原点にして到達点
★★★★☆
「ガンプラとはザクに始まりザクに終わる」と言っても過言ではないかも知れない。
それほど奥の深いキットである。
HGUCとしては初期のモデルに入るせいか、完成度は最新のものと比べれば劣った感は否めない。
合わせ目処理が必要な場所も多く、しかもモールドの中心にあって処理の難易度が高くなっていたりする。
パチパチとストレスも無く組めるが、綺麗に作ろうと思えばそれなりに手間がかかる。
しかし。
それゆえに「ガンプラ」の原点を思い起こさせてくれるキットと言えよう。
スタンダードにして奥行きの深いフォルム。
シンプルであるがゆえに「どう手を入れようか」という想像を限りなく引き出してくれる。
実は始めてのコピック仕上げの題材として選んだのがこれだったのだが、ベストな選択であったと実感した。
ミリタリーチックなデザイン、豊富な武装、塗装のしやすいシンプルにして重厚なボディー。
宇宙世紀を象徴する「名機中の名機」をどう再現しようか・・・と考えるのが実に楽しい。
「素材」としては、これほどシンプルかつ奥の深いものは他にあるまい。
存分に「ガンプラの楽しさ」を味わいたい、正に「ファンのためのキット」がこれである。
ただ、残念な点がたった一つ。
「ツノ」が無いっっっ! 「ツノ」が無いっっっっっ! 「ツノ」が無ーーーーーーーーーーーーいっ!
ノーマルカラーの中隊長機が好きなのにぃぃぃぃぃぃぃぃっ!
よくも悪くもアニメ版ザク・・・
★★★☆☆
5年前のキットなので見苦しい点は多々ありますが、ただ一体(シャアザクやガルマザクは同じ金型流用なのでOK)で飾るならアニメ版を基準にしていて武器も豊富に付いている良キットかと
しかし、同じHGUCのガンダムやジム、グフやジオング辺りと並べると激しく違和感が出てきます。
理由は簡単です、ザクはアニメ版のディテールで立体化をしていますが、それ以前の1stのキットはあくまでプラモデルとしてのプロモーションで立体化している為です。特にバーニア類やモールドの掘りが全く違い、造りが似ているグフと比べると可動域が広がったのに旧キットに戻った感が拭えません
説明書ではうまくごまかしてますがシャア専用ザクもガンダムと並べて飾るともう・・・
旧ザクはこれに懲りたのかヘイルズから流用した肘の二重関節化とモールドを増やした武器類がついてます(箱下にバンダイの言い訳付き)
何故かアニメ版のU、アレックスと並べるとひょろっとしたFZ、これじゃバンダイはザクが嫌いなのか疑いたくなりますよ
色が薄いような
★★★★☆
たしかに第一話で出てくるザクを忠実に再現したのでしょうが、MGに比べて若干色が薄く感じられました。HGシリーズは素組みの人が多いと思うので、もう少し色に「重み」があってもいいかなと思います。