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Swan Lake [DVD] [Import]

価格: ¥2,446
カテゴリ: DVD
ブランド: Kultur Video
Amazon.co.jpで確認
   本ビデオは、ロシアバレエの中でも最も愛されている作品を、繊細な音楽と見事な踊りで表現した。「白鳥の湖」のビデオは収録時間もさまざまなら、その構成もさまざまだが、中でもキーロフ作品の評価は高い。初回公演(1877年ボリショイ)での評判はいまひとつであったが、1895年から始まったサンクト・ペテルブルグでの再演は成功。チャイコフスキーの楽曲を新たにアレンジ、王子とヒロインの死で幕を閉じるという結末をハッピーエンドに変えたことが効を奏したのである。今回収録したのは再演作の方で、キーロフバレエが「白鳥の湖」に抱く特別な思い入れを感じさせる。
   ソロの演技は表現力豊かで、ガリーナ・メゼンツェワによるオデット・オディールの1人2役はもちろん、コンスタンチン・ザクリンスキー(Chapter 20「ジークフリードのバリエーション」は見所のひとつ)のたくましくも優雅な演技も素晴らしい。しかしながら、キーロフバレエの群舞が見せる一糸乱れぬ見事に統制された演技こそ、本作が他の追随を許さぬゆえんであろう。(Joe McLellan, Amazon.com)
後世への偉大な遺産 ★★★★★
他のレビュアーの方々がおっしゃっているように、これは最高の白鳥だと思います。
この一枚で十分だと思います。

このDVDには、踊りの真髄があますところなく発揮されています。
そして作品・役の解釈が、一つ一つの動作に丁寧に反映されています。
ペテルブルク人であったチャイコフスキーの魂を真に体現できるのはキーロフだけでしょう。
このような舞台は今はもう観ることはできません。
当時を現役体験できなかった身としては残念で仕方ありませんが、
このDVDは後世への偉大な遺産であると同時に、未来に正しい道を示してくれるものと確信しています。

これには、バレエに身を捧げ、バレエそのものを生きた人々の魂が込められています。
主役のメゼンツェワは、伝統と多くの人々の思いを自分の身体を極限に使って伝えることのできる、
数少ない本当のバレリーナです。
彼女の素晴らしさは技術でも形でもなく、彼女自身がオデット/オデーィルを生きていることです。
収録の前、メゼンツェワはアキレス腱を痛め、万全の体調ではなかったそうですが、
これに勝った名演はないです。

「THE CHILDREN OF THEATRE STREET」(1978)、「BACKSTAGE AT THE KIROV」(1983)
でもメゼンツェワとザクリンスキーの組み合わせが見れます。
この1986年のDVDでは、ザクリンスキーには別人のような貫禄と威厳が備わっています。
また新書館の「バレエって、何?」(1999年版)の表紙の二人も美しいです。

一人でも多くの人にこのDVDの素晴らしさ、かつてのキーロフの素晴らしさを知ってほしいです。


子どもから大人まで初心者はぜひお勧めの1本です ★★★★☆
私が始めて見た白鳥の湖全幕です。1980年代中盤あたりの作品で、当時NHKでも放送されました。映像、カメラアングルなど、当時のままをDVD化したようですが、是非入門編で見ていただくには本当にお勧めです。ボリショイならではの派手は振り付け?や美しさとは違い、とにかく素晴らしい。王子役のザクリンスキーはもう立ってるだけで王子オーラが一杯、そしてオデットのメゼンツェワさんの素晴らしい白鳥(容姿は置いといて)・・黒鳥だけを取り上げると他に素晴らしい方がたくさんいると思いますし、キーロフの白鳥では王子が派手に踊るシーンが少ないので、物足りなさを感じる方もいると思います。しかし少ない私のバレエ観劇経験の中で、ザクリンスキーの王子、メゼンツェワの白鳥を上回るものは、今のところ見ておりません。残念なのは古い作品なので映像技術やオデットのソロでマイクの雑音が一瞬入ってしまっていることで星4つにしました。全幕みたことがない方、キーロフバレエをみたことがない方、これを基準にしっかり見てから、他の振り付け、演出の様々なバージョンに進んではいかがかと思います。
悪に見えないオデット ★★★★☆
 この主役2人は背が高く、体系も釣り合ってるので二人で並ぶと見栄えがしましたよ。手足が長くてマッチ棒みたいなメゼンツァは、顔の表現が豊過ぎて怖いと何気に言われていますが、この白鳥では行き過ぎた表現もなく最後まで普通に見れました(笑)踊りは長い手足を上手に使っていて踊りに品があるのでオディールを踊っても妖艶さはなく、全体的に透明感があります。この歳で透明感を感じさせれるバレリーナは珍しいかも・・・。チュチュはシンプル過ぎる感じがしますが、やはりその国の情勢なんかも反映している様な気もします。全体的に衣裳などは質素な雰囲気。でもその分ダンサーは素晴らしい素質を持った人間が多いのでプラマイゼロと言う事ですね。
もう一つの楽しみ。 ★★★★☆
先日「Backstage at the Kirov」というビデオを購入しました。その時に、アスィルムラートワが、メゼンツェワの「白鳥」でコールドをしていました。もしかしたら、この作品にアスィルムラートワがコールドでいるのでは!!??と続けてこちらを購入しました。

検証しようとしましたが、かなり画像がピントがぼやけた感じで、アップだと顔もしっかりわかりますが、全身映るくらいの大きさになると身体のラインがぼやけて表情も今一歩分かりづらいです。(私の眼力では今一分からなかったのですが、どなたか教えてください。ちょうどパッケージの裏の上の写真で、メゼンツェワの左後ろにうつっているのが、アスィルムラートワみたいなんですけど・・・・)
メゼンツェワの手足はとても細くて、鍛え上げられた腕の筋肉を感じます。でも、とてもしなやかで丁寧で指先までとても柔らかな表情です。

ビデオのパッケージの写真がぶれていて、もしや・・・と、思ったのですが、映像もボケ気味です。もっとはっきり表情が見れたらいいのにな~というのでかなり残念!ということで、星4つです。
(1幕のときに、ザクリンスキーの王子様が、友人に頭に花輪をかぶせられている姿が、何とも素敵で、お似合いです。)

ロシアバレエは素晴らしかった! ★★★★★
私が彼女のこの演技を見たのは、16年前。NHKで放映されていたのを見て、ビデオに録った。それが私の見た最初のSwan Lakeだった(その後再生しすぎでそのビデオが傷んだので今回執念で探して同じ演技を収めているこのビデオを買った)。その後、幾つかのSwanを見たが、いつ見ても彼女と1986年のキーロフが最高である。

 1980年代を絶頂にバレエのレヴェルは落ちている。技術の進歩はあったが、動きの軽さ・滑らかさ、そして格調高さは現在なかなか見ることができない。これらを実現することが実は最も基本的で、しかも最上級の技術である。メゼンツェワのこの演技は、これらクラシックバレエ芸術の技術の最高の形を示している。無駄な動きと表情を剥ぎ取ることで初めて格調高さが表現できることをまさに実践した演技である。群舞の一人一人にいたるまで動きに軽やかさと格調高さがあるのがさらに素晴らしい。ついでに音楽のテンポもちょうどいい。さいきんのは速すぎると思う。
 是非一人でも多くの人に、この最高の演技に触れ、感動してほしいと思う。