テクニックの切れ味は一番
★★★★☆
楽々としたハイトーン、アタックの鋭い立ち上がり、軽やかで明確な早いフレーズの処理等、テクニックの切れ味は凄く、アイファージェイムスのホルン技術のショーケースといった内容です。聞いていて大変勉強になります。好みが分かれるのが、B♭菅(C上昇菅付?)シングルホルン特有のちょっとペラッとした音色でしょうか。誤解を恐れずにいえば、ブレインの音色、テクニックをもっとも色濃く引き継いでいるともいえるでしょう。それにしても、イギリスは優秀なホルン吹きの宝庫ですね。ブレイン一族、シビル、タックウエル、フランクロイド、マイケルトンプソン、パイアット等々、すぐ思いつくだけでもたくさんいます。ホルンはイギリスの伝統芸能なんでしょうか?
超絶技巧
★★★★★
ホルンでここまで吹けるものなの!?
とびっくりしました。
ホルンはやさしい包み込むような音で、
癒し系楽器だと思っていたのですが。
攻撃的な音も出せるんだ〜とびっくり!!
さすが、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル奏者ですね。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」はホント綺麗です。
いかにもクラシック、という感じのCDなので
クラシックをあまり聞かない人には退屈かも知れません。
昨年末亡くなった巨匠の代表作
★★★★☆
演奏者は昨年(2004年)末に亡くなった英国の巨匠。CD自体はやや色物系のものだが、その種のCDのなかでは最高傑作だろう。録音はなんと日本である。
音がすきかどうかは、?という評価だがそのキレは一聴に値する。