彼らの同居生活からは、他人とのプライバシーの不自由さは、
微塵も感じられない。むしろ、人々の心を寄せ合わせる有り難みと、
滑稽さと、楽しさと、生き甲斐が、常にそこにはあったように思える。
チーボーが嬉しい時や辛い時、画面の外に居るこちらの涙腺も何故か忙しい。
つい自分も童心に帰ってしまうからなのだろう。
是非、右京さんや井上精米店の人々の心の交歓に触れていただきたい。
また、あの頃の家族にに再会できるような、そしてま㡊??最終回を見終われば、
もう彼らと再会できない寂しさを覚えてしまうような、
そんな優しいDVD_BOXである。