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Curse of Blondie

価格: ¥1,092
カテゴリ: CD
ブランド: Sanctuary Records
Amazon.co.jpで確認
   とびきりグラマラスなデボラ・ハリーを前面に出し、一見パンチのきいたパンクロックにダンス・サウンドをかすかにミックスさせたブロンディは、まちがいなく、同世代のなかでも抜群のポップバンドだった。4年ぶりのスタジオアルバムとなる本作で、ブロンディはかつての華々しさを取り戻したと言うが、リスナーは最初の数曲を聴いただけで、その意見に文句を言いたくなるはずだ。

   きらめくようなポップスとタフで現代的なロックのあいだで揺れ動くオープニング曲「Shake Down」では、ハリーは生意気なくらいとんがっていて、その奇妙でおかしなラップは『AutoAmerican』を思い起こさせる。つづく、甘いメロディーの「Good Boys」と「Undone」は標準レベルの出来だ。そして、荒削りなアーバン・ロックの「Golden Rod」は本作の魅力を高めてさえいる。その後は失速し、これ以降の6曲はぎこちなく弱々しく、リスナーが期待する見事なソングライティングよりも、しつこいプロダクションとばかげたごまかしのスタジオワークばかりが目立つありさまとなってしまった。(Dominic Wills, Amazon.co.uk)

往年の輝きは今も健在 ★★★★★
9月の来日に備えてお勉強?のために購入しました。
(最近も活動してたって知らなかったんです・・・)
全体的にいいですよ!あの洗練されたメロディは健在でした。特にgood boysはほんとにBlondieらしい良い曲で大好きになりました。おまけのbonus videoも面白かったです。ピエロの最期のシーンに合わせて曲の最期に流れるピアノのメロディも哀愁漂ってていいです。2回続けて見てしまいました。
Debbyの魅力は昔と全然変わってないです。
スピリット ★★★★★
聴けば聴くほど味の出る、作品として落ちつきと深みのあるアルバム。年を重ねてバンドもデビーもロックに精神性を持ち込む円熟を見せている。輪廻転生までも歌っているし、味わい深い佳曲が並んでいる。ラップ、ストレートロック、民謡(沖縄)、バラード・・・。

デビーの声は再結成以降の方が好き。高音が出なくなったなど無粋なことを言う人もいるようだが、実は高音もちゃんと出てるし、それに加えて中音から低音は若い頃には比べ物にならない充実ぶり。中年女性にしか出せない凄みがある。歌の上手さ表現力が年齢と共に格段にアップしている。ブロンディー再結成前にはジャズバンドで歌っていた時期もある人だ。本当に歌が上手い。毎日聴いても飽きない、というか、毎日聴きたくなる声だ。