苦しすぎて手放したくなります。
★★★★☆
この絵本自体がかわいそうすぎて、そばに置いておきたくない気持ちになりました。
と、同時に、この絵本が主人公の子どものように思えて、強く抱きしめました。
今も、2回ほどしか読めなくて思い出しただけでも涙ぐんでしまいます。
どうか、この子を助けてください。
こんな子どもたちを救ってあげてください。
そう祈らずにはいられない本です。
虐待は根が深い。
ほとんど隠蔽されるものです。
他人が家庭内へ踏み込んでできることは限られています。
だから、この本をできるだけたくさんのひとに読んでもらいたい。
もっともっとこの本を読んで心を揺すぶられ、悲痛な叫びを聞いて欲しい。
そして少しでも、こんな悲しい寂しい思いの子どもを救ってあげたいと思いました。
わたしも一児の母です。
ひとりでも、この本によって救われる子どもが出てくることを願います。
しばらく食事ができませんでした。
★★★★★
短い薄い本です。だけど、読んだ後は
ずしんと心に響いて大きな鉛を抱えたようで暫く食事ができませんでした。
こどもの虐待に関する本は読みたくなくて、避けていました。
が、目に入り、そして手にとって、一度は読むのを辞めたのですが、どうしても体が動いて気がつくと全部読んでしまいました。
引きこまれしまいました。
すごく苦しくて、悲しくて、心が痛くなってしまい読んだ日は、上手く過ごせませんでした。
だけど自分で何ができるだろうか、何をすべきか考える事ができました。
もしどこかで子供が泣いていたり、怖がっていたり傷ついていたら、児童相談者へ連絡したり、迷わず手を差し伸べる行動を起せる勇気を与えてくれました。