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人知れぬ涙 アントニーノ・シラグーザ オペラ・アリア集

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: キングレコード
Amazon.co.jpで確認
これはこれは素晴らしいアルバムにめぐり会えました ★★★★★
随分前にデビューしていて、日本にも何度か来られていたみたいですが、
2008年5月のスポレートの公演でのチェネレントラを見に行くため、
予習のために買ったのがこのテノールを聞いた初めてでした。
本当にラッキーな買い物でした。

まずこの人の声!力みのない本当に軽やかでよく伸びる声に大感動です。
最近は私自身フローレスの声にはまっていて、
このアルバムの難曲のほとんどはフローレスで知っていますが、
それとはまた違った素朴な響きがなんとも捨てがたいです。

まず第1曲目のアルマヴィーヴァのセレナータからして、
とても切なくて、しかも粋で、これだけでメロメロになってしまいます。
そこから続く曲はどれも素晴らしいできで、時が経つのも忘れてしまいます。

それにピアノ伴奏っていうのも本当にいいものですね。
オペラだからオーケストラ伴奏を期待するのはもっともなのですが、
穏やかな気持ちで聞きたい時、夜に静かな気分で聞きたい時、
また仕事をするBGMに邪魔にならないものを聞きたい時と
いずれの場合も大活躍です。
もっともっと色々なアルバムを出して欲しいものです。
優れたベルカント・アリア集 ★★★★★
1998年のテノール・ガラでは完成度の高い端正な歌唱スタイルを堪能したが、2003年のソロ・リサイタルでは、声に力強さが加わり、高音域の輝きも増していた。このCDに収録されたアリアの内、5-6曲がプログラムに入っていた。リサイタルは大阪のいずみホールの最前列真正面で聞いたので、その息遣いまではっきりとわかり、文字通り、生の声を楽しめた。1曲1曲歌い終えるまで続く緊張も心地良かった。会場の残響も適当で大変優れた演奏会であった。このCDを聞いたのは演奏会の後になった。録音条件の違いで止むを得ないが、残響が少なく、全般に声が少し硬く聞こえる。しかし、最も魅力的な高音域のフォルテは会場で聞いた生の声を彷彿とさせる響きが記録されていて満足できる録音である。正攻法で節度のある歌唱はスタジオであれ、リサイタルであれ、変わらず、大変完成度の高い演奏である。いずれの曲でも、ベル・カントの魅力が十分に感じられるが、圧巻は「連隊の娘」~あぁ,友よ!何と楽しい日!(ドニゼッティ)で、極めてスリリングな歌唱である。アルフレード・クラウス亡き後、ベル・カントを具現できる貴重なテノールとして活躍を続けてもらいたい。
ガラスのような透明度 ★★★★☆
非常に透明度の高いテノール。日本に何度か来ていてそのたびに評価が上がっているとか。確かに日本人好みの声質とルックスだ。
同じテノールでありながらホセ・クーラのバリトンに近い声質と比べるとその違いがあまりにも大きいのに驚く。これが本当のテノールなんだろうなぁ。

最初は細いように思える声だが、クライマックスではすごいパワーをも聞かせる。普段はMDに落として通勤途中に聞くのだが、イヤフォンでは彼の声は収まりきれない...