なんといっても５枚組でこの価格とはリスナーには嬉しいかぎりである。「ＤＩＸＩＥ　ＣＨＩＫＥＮ」や「ＳＡＩＬＩＮ’ＳＨＯＥＳ」は以前からよく耳にしていたが、今回ファーストアルバムから改めて聴くと彼らがアメリカン・ロックに独特のスパイシーな味付けをしながら成長していく過程がよく理解できる。ザ・バンドほどタイトではなく、イーグルスのようにポップではない。ロウエル・ジョージの味のあるボーカル。心地よいルーズなサウンド。それでいて忘れがたい魅力を持った特異なグループであった。ヒップ・ポップ全盛の今の時代にちょっとみは似てるけど、濃くの深さやタメの心地よさは全く異なる持ち味を聴かせてくれるアメリカン・ロックに大きな足跡を残したバンドである。

ワーナーミュージックの創立40周年を記念して、ワーナーを代表する歴代の豪華40アーティストの名盤を5枚セットにしてBOX化。なかでもお買い得なLittle Featの5枚組み。一昔前のCD1枚の価格!!紙ジャケは、作りが少しやわですが、文句は言えません。売れ切れ必至ですから、直ぐに買いを入れましょう。全盛期のリトルフィートは、この5枚があれば、充分堪能できます。Little Featは、アメリカだけでなく、イギリス始め世界中に衝撃を与えた凄いロック・バンドです。なかでも、1974年度作『アメイジング！リトル・フィート(Feats Don't Fail Me Now)』は、特に凄いと思います。 とにかくお勧めのBOXセットです。

裏まで、ちゃんとアナログ盤当時のオリジナル…に、そのまんまブッ込んである…当時の安い輸入盤みたい。 作品はファーストから五枚目まで初期セットで…全盛期のローウェル・ジョージの野太い歌とスライドギターを存分に堪能できます。リトルフィートはこの五枚でオッケー!アメリカンロック最強バンドはやっぱりリトルフィートですな。