毎日感動!
涙してます。

歌舞伎座ファイナルもDVDにしてくださいm(__)m

昔の森昌子に会いたくなり、なんとなく購入。
感動と感激に泣いた！終盤の見事な出来栄え！
夢紀行（このDVDで初めて知った曲）の完成度の高さはなんなんだ。
ここ３ヶ月は、週に３回くらい観ています。観て感動しています。

　この15周年のリサイタルは　結婚を控えていること、加えて　歌手の引退という大事が重なった。

そこの処の　心の動きが現れて類い希なステージ、歌声となっている。
　今にも、泣き出しそうな処では、それを堪えて懸命に唄っている姿は　
ファンならずとも　心を打たないではいられないだろう。

　森昌子自身　おそらく感極まってのことだと思うが　ラストでは泣きながら懸命に歌っている。　持ち前の芯の強さも見せるが　ステージの最初から　終盤まで　森昌子という天才を　改めて感じざるを得ない。
天賦の才という評価を下しても誰も意義を挟むことはできないと思う。

　森昌子の最高傑作の作品となっている。　カメラワークや、演出、構成なども
とても良い。



　　　

人には輝く時もそうでない時もありますが、最高に輝く時はそう長くはないと思います。CDで歌を聴くだけでは分からない森昌子さんの輝きを、今DVDの映像でも感じられる事を幸せに思っております。

今から22年前、結婚引退を直前に控えた森昌子の全盛期の集大成とも言えるコンサートのDVD復刻版作品である。愛彩川、雛ものがたり、さようなら、の引退3部作は完成されていたであろうが、まだ歌っていない時である。この作品では、まさに森昌子の真骨頂とも言える、ただ歌が巧いだけでなく、そのどこまでも伸びる透き通った高音から綺麗な低音まで癖のないニュートラルな音域の広い歌声に加えて、心の琴線に触れてくる繊細にして歌の心を伝えきる圧倒的存在感が存分に味わえる貴重なものだ。美空ひばり以後、彼女ほど天才と言える女性演歌歌手は未だに他には存在しない。それは演歌と言う枠を越えていた。歌を巧く歌いこなす演歌女性歌手は大物と言われている人達も含めて他に何人もいる。しかし当時の森昌子と言う存在には遠く及ばない。敢えて厳しく言えば、それは再デビュー後の森昌子本人にも言える事だ。年齢による声の変化等は致し方無いが、再デビューにあたって発声練習をして無理のない無難な歌い方をしても残念ながらこの作品の頃迄の歌心は伝わってこないのである。この作品の頃の歌い方や歌心を思い出し、体調を壊して音がぶれる事がないように、ここぞと言う時に声を張り上げて歌心を伝えきれるように早く心身の健康を取り戻して欲しい。森昌子の本当の意味での復帰を待ち続けている。そういう意味でもこの作品の持つ意味は大きいと思う。天才が天才として本領発揮して歌う姿と歌声は他ではなかなか観る事は出来ないのだから。