"天才"福田麻由子は一見の価値あり
★★★★★
この巻のメインは完全に最年少・福田麻由子さんでしょう。
この巻の他の3人はもちろん、過去の出演メンバを見ても、アドリヴが充分にできるレヴェル、キャリアの俳優ばかりだと思いますし、芸人もコントなどでアドリヴに強いのが当然だと私は考えます
(唯一、過去メンバで異色なのは5巻の蛭子能収さんでしょうか。観ていませんが)。
で、この「スジナシ」出演当時11歳の福田麻由子さん。
他のメンバに全く引けを取らないアドリヴ演技を難なくこなしています。
同世代で良く"天才"子役女優として名前が挙げられるのは、志田未来さん、成海璃子さんですが(彼女らも好きですが)、彼女らの出演作での演技をできるだけ客観的に観て、そしてこの「スジナシ」を観て、この世代で最も"天才"の冠が相応しいのは福田麻由子さんだと思いました
(特にドラマ「白夜行」の第1話は凄まじいと云うか、恐ろしい演技力)。
福田麻由子さん(と温水さん)で私は買いますが、買わないまでもレンタルできる環境にある方は是非ご覧になってみてください。
彼女の凄さに驚き、将来性に否が応にも期待してしまいます。
ただ、"パッケージ"としてこのDVDの欠点は(上野樹里さん出演の1巻を持っているので、1巻とパッケージが同じだとすると)"特典"がないのが惜しいですね。
もちろん、その分価格も抑えめですがDVD化するのであれば、少しでも追加映像があれば嬉しいのですが……。