初学者にとって実際３か月で合格は、厳しいものがあると思う。よくある一発合格！とかもよくよくみれば法学に基礎知識のある人だったりすしますから。でも、おおまかな勉強のすすめかた、資格試験への心構えてきなものは的を得ている。これを読むことで自分のモチベーションをあげることはできると思いますよ。…でも、暗に著者の会社(通信教育)への受講へと潜在意識でひっぱられる…という効果もある。←かといって悪い会社ではないので、あしからず

行政書士とはどういう資格なのかというところから始まって、勉強法、個別の対策まで非常にシンプルにわかりやすくまとまっている。行政書士試験に対してざっと大まかなイメージを持つことが出来た。もちろん、それは深めていく必要があるがそのために役立つ本やスクールなども紹介されているので安心できる。入り口のガイドとしてとても良い本だと思う。

人気のある行政書士。
最近、試験制度が変わりある意味で狙い目であるのも事実です！

とは言え、「３ヶ月で合格」は、相当な努力が必要なのはもっともだと思うのですが・・・。
全くの初学者には、正直、時間的に厳しいかな〜と弱気にもなってしまいますが、でも、頑張ってみようと思いました。

内容は、受験生の試験対策やモティベーションを維持していくために適切な話が十分にありますが、タイトルを額面通りに初学者が鵜呑みにしたら痛い目に合うと思います。Ｈ１５年以降は合格率２〜５％と化してしまったこの試験に合わせてタイトルを改定するなら「行政書士に３年以内で合格できる本」としたほうが初学者には親切ではないのかと思う。初版発行時のＨ１４年以前ならこのタイトルも分かります。標準で６ヶ月で合格らしいです。千人に一人ぐらいは３ヶ月合格の天才もいるでしょうが、１８年度試験を普通の法律初学者が３ヶ月で合格することはまず不可能だと思います。６ヶ月が標準で一般的とは何から考察されたデータなのでしょうか？？