何か切なくて良かった。
人物の心理描写が素晴らしい。
でも、親友の明日太の立場としてはどうなんだろ。
女になってからの主人公は何か親友とは言えなくなって、殆んど無視だ。
親友ってそんなもんじゃ無いと思うんだが・・。
ある時は一番優先すべきもんであって。
そこが御座なりで凄く残念だった。

私はアニメからはまったんですけど、ラストのはずむ君の選択が違っていてアニメもよかったけど、マンガのラストもよかった。
特にとまりが好きならもっといいはずです

運命因子なんてややこしい話が入ってどうなるかと思いましたが、
まあ無難なところにおちついてくれたと安心して読めました。
最後の話のたたみ方はやや安易にも見えましたが、それは本筋じゃなくて、それぞれの人物の心の動きが面白かったのでよしです。明日太いいですな。

後半の明日太がかっこいいですよ
ヒロイン達に目が行ってしまいがちですけど
男の子もちゃーんと成長してるんだねぇと関心しました
これから読む人は要チェックだっ

　(収録内容)
　#29 ｢お湯の中で｣
　#30 ｢文化祭前夜｣
　#31 ｢Report｣
　#32 ｢最後の一日｣
　#33 ｢想い決めた｣
　#34 ｢繋がる心｣
　#35 ｢かしましく｣
　#特別編5 ｢ひみつのアユキちゃん｣

　かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜もこの5巻で完結。アニメ版の終わり方も良かったけど、やっぱりコミックスの終わり方のほうが自然でホッとしました。

はずむが幼なじみを選ぶのかそれとも初恋の人を選ぶのか、自分の寿命がもうないと分かっている前提で選択するまさにそのシーンを垣間見て、自分ならばできない事だと想った。自分なら選ばずに進むだろうか？そんなことを考えさせられます。

学生時代のなんてこんなにもはかなそうで力強いピュアな恋心なのだろうかって感心してしましたね。

ただ、男だったのに事故で女になってしまったままで、そのまま女性を好きでいられるのかは正直また別の話になるのかなぁ。やっぱり男だったから嗜好もそのままなんだね。

疑問として宇宙人の科学力で寿命を何とかできるなら女から男にも戻せそうな気がするのは私だけでしょうか？