ちょっと、パラパラして、すごくひかれて買ったんですが、
正直、2012年のことがかつての１９９９年の人類滅亡的に書いてあって、
あまりリアル感がもてなかったです。
体的な変化やこのような準備を、といったことに興味があったのですが、想像の範疇で…。
やはり、ひとりのチャネラーの言葉を全面的に信じるというより
すべてを肯定的に受け入れ、自分の感性を総合的に使いたいと思います。

2012年に起きると言われている、地球大変革に関するチャネリング情報を納めた本。

読み始めるとまず目に付くのは、天変地異、大災害、宇宙線、星間雲の影響、地軸の変動、ウイルスの猛威、人口半減などについての悲観的な内容。加えて、ファティマの第三の予言、アトランティスの真実、宇宙創成など興味深い情報がちりばめてある。
ここまで読んだ段階で、だんだん悲観的な気分になってきた。
もう地球はだめなのか、生き残れないのだろうか、と。

しかし、後半へ読み進んでいくと、そのような暗い気分はみるみる払拭されていく。
むしろ徐々に、「そうか、大異変は避けられないのだな。来るなら来ればいい。乗り切って見せるぞ！」という、覚悟と意欲のようなものが生まれ始める。
チャネリングしたアマノコトネという方と筆者のメッセージは、人類に恐怖に満ちた未来像を刷り込むことなどではないのだ。
この本が伝えたいのは、どんな困難にも対処できる、だから今準備せよという、前向きで力強い励ましだ。

メッセージは、はっきりしている。
精神と肉体を健全に保ち、鍛えること。
見えないエネルギーを摂取する訓練をすること。
日々の与えられた環境の中で自分の課題をクリアにしていくこと。

読み終えて、全身に生命力がみなぎって来る感じがした。